烏丸仏光寺・閻魔堂 | 酒リーマンのフードライフat京都

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京都のお酒&おつまみが大好き!お酒を愛する酒リーマン。青年よ、大酒をいただけ!


この日、いつもの飲み仲間のKさんを囲む仲良しメンバーで久々に会合。

お酒好き&お店好きばかりですから、こんな日は新規開拓篇です。


なんでもあの京都駅前の「鬼河童」さんや御池の「露地もん」さんの系列で

新しく大人向けの居酒屋さんができたと聞いて、今回はこちらに行ってみました!

その名も「閻魔堂」さん!!



テーブル


おぉぉ、この場所は昔よくお世話になった「三味」さんがあったところ。

仏光寺通りのアカチャンホンポの向かいですね。


町家を改造したお店ですが、その改造度が半端じゃない。

入るなり左には料理人がずらっと並んだ、カウンターが。


町家造りの廊下を通ると突き当たりにはなんとも素敵な中庭。

ここを抜けてお2階へいくと写真のようなすごくシックなお部屋。



新しい畳の香りがふわっと薫る暗めな室内。

大人3人が座れるんじゃないかという程のゆったりした2人掛けのソファ。


うーん、さすがに大人仕様だけありますね。

これは接待にもいい。



生ビール


まずは手始めにビール。



突き出し


お通しが登場ですが、お通しからしてこのゴージャスさ!!

この日は「ハモとタイのカルパッチョ」です。


うーん、ミョウガがいいですねぇ。盛り付けも美しい。。
この辺りですでにボクの中のお子チャマ心はノックアウト。


さすがは大人向けにこだわってるお店ですね。



煮玉子


続いていただいたのがこちらの「煮玉子」
関西ではいわゆる「煮ぬき」っていったりしますね。

あらぁ、なんとあでやかな!
「煮玉子って玉子煮ただけでしょ」というボクの気持ちは早くもゴメンなさい(笑)


煮玉子

「京風」― と呼ぶのがまさにふさわしいのでしょう。
上品なお出汁でいただくと玉子も立派な、いやかなりなレベルの一品料理。
うーん、なるほど。。



蓮根の揚げ団子

続いてこちらは「蓮根の揚げ団子」

こちらをフランス産の塩でいただきます。


なんか今日はいつものように「うぉー」とか「!!」とかを使わずに

しっとりとお伝えしないといけない使命感を感じますね(笑)


こちらの蓮根団子はご覧の通りでレンコンの歯ごたえが小気味いい、もっちり仕上げ。

しょうがが上手に使われていて、すがすがしいのでビールにはかなりマッチしますね。


自家製ざる豆腐


続いて登場は「自家製ざる豆腐」

いつもとアングルを変えて「あまから手帖」さん風に撮影してみました(笑)


自家製のプルプルのお豆腐。こちらをやはり塩でいただきます。

これがまた甘い!!!(あ、「!」使っちゃった!あ、またしても!あ・・・笑)


このお塩はまさに「スイカに塩」の原理ですね。

お塩でいただくことで、かえってお豆腐自体のもつ甘さがクッキリと輪郭をもって現れます。




自家製焼き豚

こちらも「自家製」の「焼き豚」。

チャーシュー・・・には違いないのでしょうが、そういうわかりやすいカンジとはまた違う。


柔らかなはんなりとした味つけで、どこまでも上品。

歯ごたえもむっちりガッツリではなくて、非常に柔らかく口の中でハラハラとほどけていく感じ。。



焼酎

「大人向けのお店」ということもあって、実はこちら閻魔堂さん、安くないんです。

ボクがうかがうお店の中ではかなり高い方ですね。


だから人一倍お酒を飲むボクたちにはお酒代だけでかなりになってしまいそう(笑)

そんなわけで今回は焼酎をボトルでいただきました。


いつもなら1杯ずついろんな焼酎を試したいところですが、

今回は麦焼酎1本でつきすすみます!「麦全麹」という焼酎。


すごく香ばしい麦の味わいが広がる豊かな味わいがいいですね。

麦チョコの中に飛び込んだかのようです。



麻婆白葱


それではお店自慢の創作系をいただきましょう。

こちら「麻婆白葱」!


相変わらず麻婆豆腐好きで、かつネギ好きなボクですから、

メニューにこんな文字を見つけちゃうと、それは頼まないわけにはいかない。


こんな風に揚げた葱が出てくるとは思わなかったですね。

こちらはいわゆる「麻婆豆腐」というよりは、肉みそに近い味わいです。


これも不思議とネギがすごく甘く感じられるんですね。

なるほどねぇ。



麻婆豆腐


そしてやっぱり頼んじゃいましたよ、「麻婆豆腐」。

ただこれもわかりやすい麻婆豆腐感ではなくて、マイルドな一品。


辛さというよりは、自然な甘みが感じられる味わい深い仕上がりです。

大人ですねぇ。



関さば


最後はこちら!!焼き魚ほしいということでいっちゃいました!

「関サバ」です!!!


これはすごかった!!

超がつくほどのサバ好きのボクですがこれにはビックリ!


これがサバか!?サバなのか!?


関さば


青魚ならではの脂感も好きなのですが、こちらはまったく違う。

サバというのはこんなにしまっているものなの!?




関さば


さすがは天下の「関サバ」!!

海流にもまれた、その身には無駄な脂を感じさせません。



関さば


この食感というか引き締まった身は

まるで「北島康介」選手を食べているかのようです!

うめぇ。。。

やべぇ、、日本酒飲みてぇー!!



庭


いやぁ、美味しかったですねぇ。

こちらが先ほど触れた1階の中庭。


こんな写真ではいまいちでしょうが、町家造りのガラス窓越しにご覧になると

なんとも風情があっていいですよ。



閻魔堂


やっぱり相当な大人仕様なんで、

なかなか普段来られるようなお店ではないですがね。


たまにはこんなお店で自分の大人度を測ってみるのも大事かも。

お店に似合う大人になれているか、ってね。


閻魔堂さん、ごちそうさまでした。。


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閻魔堂[和風居酒屋]

京都市営地下鉄烏丸線 四条駅 1分
〒600-8099 京都府京都市下京区仏光寺通烏丸東入ル上柳町330
075-352-8005

ぐるなびで詳細情報を見る

※2008年10月01日現在の情報です