新烏丸二条・鮎一 | 酒リーマンのフードライフat京都

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京都のお酒&おつまみが大好き!お酒を愛する酒リーマン。青年よ、大酒をいただけ!


夏―。
それは若者達の季節。恋の季節。サザンの季節。
そして、それはアユの季節―。

今年はまだ5月(の記事でごめんなさい)だというのに、
もうこちらへうかがってしまいました、そう、「鮎一」さん!!


絶品の鮎尽くしがいただけることで、京都でも有名なお店。

さぁ、今宵もめくるめく鮎ワールドをお楽しみください!!



ひらめお刺身


まずはお刺身から!

ハイシーズンだとお刺身も鮎なのですが、まだ5月ということもあって、こちらはヒラメ。



ひらめお刺身


それでも光り輝くこんなヒラメさんを流行の塩昆布でいただけば、これが絶品!!

塩昆布と山椒と大葉という見事なトライアングルです!!


最近、こうやってお醤油ではなく、塩昆布で供されるものが増えたような気がします。

やっぱり塩は、素晴らしい。


素材本来の味わいクッキリと輪郭づけてくれるんですね。

右奥に見えるエンガワがこれまたググッと×××!!!



塩焼き


そして、いきなりきました!!!王道の塩焼き!!



塩焼き


う・・・美しい・・・。



塩焼き


鮎というのはコケを食べているのでハラワタまでそのままいただけるのです。

というよりも、このハラワタのナチュラルな苦味がたまらないっ!!!


大いなる自然の育んだ天然のうまみと苦味。そして初夏を思わせるこの香り!

これこそが鮎を鮎たらしめているといっても過言ではありません!


あぁ、夏が始まってしまう、“熱い”季節が・・・。




天麩羅


続いては天麩羅です!!

手前の一尾だけがアマゴでして奥の二尾は鮎。


天麩羅にすると骨まで柔らかくなるのでホクホク。



天麩羅

サクッという音と天麩羅ならではのジューシーさもよいものです。

こっちは内臓は抜かれていますが、アマゴも味わいが濃くていいカンジ。


焼酎はまるで水かと思うほどにサクサク無くなっていくのでした。。



あんかけ


今度は鮎のあんかけ!!

この甘辛いあんかけがまたいいのです。



あんかけ


繊細な味わいの鮎によくぞここまで、というほど見事な演出です。

焼いて、揚げて、あんかけて・・。

一品一品がそれぞれの表情を見せてくれます。


しっとりのあんとサクッという鮎。

両方一緒にいただくのですから、そこはもう、あぁ・・・!




うなぎ白焼き

続いて登場は、なんと鰻の白焼き!!

いつもなら、コースとは別に追加でお願いしている特別の一品ですね。


今回はまだ季節も早くて鮎も少ないのか、鰻がコースの一部として登場です。

これがまた酒呑み泣かせのうまさなんですよー!!


蒲焼なんかとはちがって白焼きだから、さっぱりといただけます。

でもそこは鰻。この濃厚な味わいは鰻ならでは!



やばい・・・やばいぞ・・。

そろそろ禁断症状が!


焼酎もいいけど、日本酒が欲しい~っ!!




ぬる燗


というわけでさっそくぬる燗が登場~!!

ここのお酒は辛口ですっきりしていて、すごく呑みやすいですね。


あれ?奥になにか見えますね・・・



ぬる燗

やっぱりこのくらいのぬる燗がまたに適温ですね。

熱すぎるとお酒自体の味わいも壊れちゃうし、食事との相性もどうも・・・。


しかし、奥になにか見みえますね・・・



うるか


こちらです!!←引っ張りすぎーっ!!!

こちらが通好みの「ウルカ」ー!!


「しぶウルカ」ってヤツじゃないですかね。

若鮎の内臓でつくったもの。



実はコイツが食べたくて日本酒をお願いしたようなもの。

あれ?待てよ、そんなことはないね、さっき禁断症状出てたのだれだっけ!?


いいのいいの。

これがまたヤバイほどにお酒が進んでしまうのです。


この苦味と旨味・・そして香り。。

珍味といえば珍味でしょうが、大好きなんです!




あんまり日本酒がおいしくなってきちゃったもんですから、

こちらも頼んでしまいました。グルメなNさんのリクエスト。


なれ鮨


出ましたーなれずし!!

これまたかなりの珍味の登場ですね!!


発酵という素晴らしい智恵を存分に活かした見事な調理法。


この香り・酸味・・・慣れないと、やっぱりちと苦手かも。。

うーん、大人の階段、登りましょう(笑)


まだまだこれからこれから・・・。



のどぐろ

さぁ、いよいよ佳境に入ってきましたよ!!

このダイナミックに登場した煮魚はなんとのどぐろ!!!


うぉぉぉおぉぉぉおおおお!!!



のどぐろ

ボクの分は尻尾の方でしたが、



のどぐろ

どうですか、この肉厚さ!!!

あののどぐろさんを煮魚でいただいたのは初めてでした!!


これはまた素晴らしい!!

濃厚な味わいと食べ応えで、のどぐろ、お酒、のどぐろ、お酒、のどぐろ・・・

とやってたら、あっという間に消えてなくなってしまいました。


骨までしゃぶりついていたのはいうまでもありません。

甘い、うまい、深い、もう相変わらずのどぐろさんに言葉は出てきません。


もう、とにかく乾杯~っ!!




南蛮漬け


このあたりで鮎にもどってきたようです。

おっ、これがまたいいんですよね。


鮎はどこにいるのかな~?



南蛮漬け

いましたー!!


こちらが鮎の南蛮漬け!!

シャキシャキの玉ねぎとお酢(ポン酢?)のきいたタレでさっぱりといただく鮎。


うーん、このすがすがしさは、まさに夏到来を告げるかのようです。



めざし


さぁ、いよいよ最後が近づいてきました!!

こちらは鮎のめざし!!!


これが素晴らしいんですよ!!!


前回も個人的にもっとも好みだったのがこのめざしなのでした!

あー、やっぱりボクってお酒飲み(笑)干物には目が無いんですぅ。


ヤバイ、うますぎ!



めざし

あんまりおいしかったので、もう一尾、お替りしちゃいました、みんなで。


っくーーーっ!!うっめえー!!

っアーーーっ!酒もうめぇ~~~!


日本人、サイコーッ!!!



おつけもの

さぁ、いよいよラストです。

お漬物に続いて出てきましたのが、最後の絶品です。


こちらっ!!


お茶漬け

そうお茶漬け!!!鮎がちらほらと見えますか?


でもね。

このお茶漬けがただのお茶漬けじゃないんですよ。



お茶漬け


おそらくはお出汁なんだとは思うのですが、ものすごく繊細なんです、味わいが。

いわゆるカツオとか昆布のお出汁じゃないのではないでしょうか。


ひょっとして完全に鮎だけのお出汁!?

そんな気がしてしまう程に、いただいたことの無いほどの上品なお茶漬けです。



お茶漬け


しかし、これが非常に美味しい!!

「うまい」なんて言っては失礼じゃないと思える程にデリケート。


さらさらいただけるのですが、その度に口に鼻に薫る鮎の上品な香り。

こんなお茶漬け、ありうるのでしょうか。


あぁ、もう泣きそう・・・。



鮎一

いやぁ、相変わらず素晴らしい、鮎一さん。

今年ももう一度くらいはお世話になりたいものです。


なんといっても鮎のシーズンはこれからですからね!

ごちそうさまでしたー!!


ちなみに前回の記事はこちらをどうぞ★★★クリック

名残の鱧に旬の鮎、そして走りの松茸という豪華ランナップでしたね、うふ


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鮎一
京都市中京区新烏丸通二条上る橘柳町152

075-231-9234、090-392-48429

http://www.amakara.net/bar/ALT/detail.asp?id=1531



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