一部の政治家や経済評論家から、財政赤字が増加してくるに伴って必ず出てくるのが日銀には資金がふんだんにあるから日銀に資金を出させろというという主張である。
公債の直接間接の日銀引き受けであったり、または日銀による直接貸し付け、つまり日銀の商業銀行行為などである。
しかしながら彼らの言うように日銀は打ち出の小槌なのであろうか。以下考えてみたい。
公債の日銀引き受けや商業貸付行為によって当然需要資金の増大、印刷紙幣の増大が起こる。経済の生産システムの規模は需要資金の増大、紙幣の増大しからといって急に増大することはないため(その時の生産規模は労働市場等の諸事情によって規定されるため)、たとえば100の製品に100万円支出している経済が、紙幣増刷によって110万円支払っても、物価が10%上がるだけであろう。つまり10%インフレを市民は負担する羽目になるということになる。別の言い方をすれば10%の増税を負担するのと同じことになるだろう。
このように日銀が行う公債引き受けなどによるインフレという名の増税は、すべてもれなく国民の負担になるということであり、日銀はなんら富を生まないと見るべきである。
経済ニュースにおいて日銀が何百億円国債を引き受けたと報道されたとよく報道されるが、国民が理解しなければならないのは、その時その同額が増税されたということである。また日銀の商業貸付行為により不良債権を発生させた場合、これはすべて国民の負債になるということである。
公債の直接間接の日銀引き受けであったり、または日銀による直接貸し付け、つまり日銀の商業銀行行為などである。
しかしながら彼らの言うように日銀は打ち出の小槌なのであろうか。以下考えてみたい。
公債の日銀引き受けや商業貸付行為によって当然需要資金の増大、印刷紙幣の増大が起こる。経済の生産システムの規模は需要資金の増大、紙幣の増大しからといって急に増大することはないため(その時の生産規模は労働市場等の諸事情によって規定されるため)、たとえば100の製品に100万円支出している経済が、紙幣増刷によって110万円支払っても、物価が10%上がるだけであろう。つまり10%インフレを市民は負担する羽目になるということになる。別の言い方をすれば10%の増税を負担するのと同じことになるだろう。
このように日銀が行う公債引き受けなどによるインフレという名の増税は、すべてもれなく国民の負担になるということであり、日銀はなんら富を生まないと見るべきである。
経済ニュースにおいて日銀が何百億円国債を引き受けたと報道されたとよく報道されるが、国民が理解しなければならないのは、その時その同額が増税されたということである。また日銀の商業貸付行為により不良債権を発生させた場合、これはすべて国民の負債になるということである。