タグ付け芸人 | センテンスサワー

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最近、やたらと「タグ付け」という言葉をよく耳にする。

タグ付けとは簡単にいうと目印のことである。

例えば、フェイスブックでは写真をアップロードするとそこに映っている人物を特定するためにタグ付けしたり、ツイッターではハッシュタグがあり特定の話題などを検索するために用いられる。

いわゆる、タグ付けすることで、検索効率をあげたり、容易に特定できたり、差別化できたりするのである。


これはネットだけの話ではなく、日常生活の中でも、僕たちはタグ付けを無意識に行なっていたりする。

言い換えるとレッテル貼りのようなものである。

学校の友達、会社の同僚、身内、知り合いなど、漠然とカテゴリー分けするのではなく、その人物を単純化したり、キャラクター化するのである。

例えば小学校なら、足の速い人とか、サッカー部の人とか、面白い人とか、貧乏な人とか、頭がいい人とか、クラスで一番可愛い子とか、いじめられている人とか、そんな感じで差別化する。

そうすることで、人間は未知なるものへの恐怖から開放され、安心感を得ることができるそうだ。



過去のブログで「公」と「私」について書いたけど、以前は所属するコミュニティ(集落、部落)がその役割を果たしていただろう。

だが時代は移り変わり、個が自立し、キャラクター化していくことが必要と迫られているのである。

そしてそれは芸人にも言えることである。いや、これからの芸人にはとても重要なことで、タグ付けすることが求められ、生き残るには必要になるのだろう。

これまではキャラクター化することが潮流だったといえる。エンタの神様などで、キャラクター芸人がフィーチャーされ、芸人にとって売れるための条件となった。短い時間にどれだけインパクトが残せるかがすべてであった。ただそのぶん消費されやすく、一発屋芸人が生まれやすくなってしまったのである。


だが、これからは違う。

これからの時代はタグ付けすることで、キャラクター化だけでなく、プラスアルファーな何かが求められる時代なのである。

とはいいつつ、以前からアメトーークなどの番組があり、「~芸人」というものは存在した。ジョジョ芸人、熟女芸人、人見知り芸人など。

その中でも家電芸人は「タグ付け芸人」を説明する上で、わかり易い例である。家電が好きな芸人が新しい家電を番組内で紹介することで、視聴者(消費者)から反響があり、売上に貢献するのである。そして家電芸人には家電関連の仕事が増え、ウィンウィンの関係が成立ということである。



そして今回取り上げたい芸人は、炎上芸人でもある南海キャンディーズの山里である。彼は趣味を仕事へとつなげることが長けていて、パイオニアであり、成功者だろう。

彼はいち早くAKBに可能性を見出し、ファンであることを公言した。言うまでもないが、AKBは一時代を築きあげ、そしてAKB関連の仕事は彼のものになった。

現在では、モモノフ(ももいろクローバーZのファン)と公言し、あまちゃんの大ファンだとも語っている。

いやはや恐れ入りますとしか言えない。


仕事を得るためには、芸人であったとしても、芸だけでは通用しない時代になったのである。そのためにはある意味妥協も必要なのかもしれないし、なにもかも芸として引きずり込まなければならないのである。

そのためには犠牲も必要なのである。「芸のためなら女房も捨てる~♪」的な歌もありますが、それを実践している芸人もいる。

何を隠そう明石家さんまである。

離婚タグ、大竹しのぶタグ、いまるタグなど、どぎついタグだらけである。

そのタグを利用し、笑いへと昇華できるのは類まれない才能があってこそだろう。

やっぱりタグは必要なんだよな~。



最初の方にも記したけど、一般人にもタグは必要不可欠なものとなった。

そしてどのタグを選択するかで、その人の人生にも影響してしまう。

てか、気づかぬうちに変なタグを貼られてしまうかもしれない。

いわゆるレッテルというやつです。

そしていじめられちゃうかもね。

それはそれで仕方のないことだけど、有吉弘行のように変なタグ(ヒッチハイク)を付けられてしまい地獄を経験した後、それを乗り越えて大成功する人もいるから、あきらめちゃいけない。

ということで、いろんな人にタグ付けして、楽しく生きていきましょう。

以上。