父が亡くなった後
片付けなければならない問題が
いくつかありました
元々せっかちな私は
自分の健康状態のこともあって
さっさと片づけたい!
と少々焦っていました
そんな焦りが裏目に出て
ちょっと状況がこじれました
そんなとき
電話で兄に相談したら
放っとこ!
と、ひと言(笑)
私は兄のひと言に
救われた気持ちになり
そうだね、放っとこ!
と、思い切ることができました
振り返れば幼い頃
毎日のようにケンカする両親を
兄は完全に無視して放っていました
お兄ちゃんが何もしないので
何とかしなければ大変なことになる!
と思った私は必死になって
ケンカの仲裁をしていたのでした
でも、いくら仲裁しても
両親のケンカは減りません
それどころか両親は私に
あれこれ要求するようになりました
私は両親が仲良くしてくれるのならと
一生懸命に親の言うとおりにしました
ところが一向に両親のケンカは減らず
私への要求ばかりが増えていきます
そのうち私の堪忍袋の緒が切れて
もうこんな家、さっさと出て行ってやる!
と思い、両親のことが大嫌いになりました
結局のところ
何とかしなければ!と焦っても
あまりいい結果は得られなかったのです
思い返せば私は人生で
そんなことばかり繰り返してきたような・・・
そして今回も同じパターンを
繰り返そうとしていたら
状況がこじれて強制終了となり
逆に良かったのでしょう
今回の出来事は私にとって
大変いい勉強になりました
放っておけない!と思ったのなら
精一杯できることをすればいい
それで救われる人もいるでしょう
でも、必死で頑張ったにもかかわらず
いい結果を得られなかったのなら
自分の内側を見つめ直す絶好のチャンス!
この現象世界の出来事に巻き込まれて
「何とかしなければ大変なことになる!」
っていうストーリーを勝手に作っていなかった?
もしそうだったなら、静かな瞑想の時間のなかで
そのストーリーをそっと手放してみる
「すべては大きな流れの中で起きている」
という境地に安らいでみる
自然の流れにすべてを委ね切る安心感を
全身に沁み込ませていく
「どうすればいいのか」
という「方法」に着目するのではなく
「心は今どういう状態にあるのか」
という「今の状態」に着目する
心が焦っているのならば
その焦りをちゃんと感じてあげる
ああ、焦っているんだね
すぐに焦って行動するクセがあるよね
そうか、問題を解決できる
有能な自分でありたいんだね
そんな自分への理想とか期待とか執着
に気づいたなら、あとは手放すだけ
そんなに有能じゃない自分を
そっと受け入れるだけ
有能じゃない自分でいいんだよ
そう言ってあげるだけ
そんな境地に安らいでいたら
大きな自然の流れを感じていたら
問題が問題ではなくなるかもしれないし
「こうしよう!」っていう
想いが浮かんで来たらそうすればいい
すべては流れのままに
無為自然に
だから焦っている自分に気づいたら
まずはこう言ってあげよう
放っとこ ![]()
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