復活祭休暇でやってきたサルデーニャ島はカリアリ。
のんびりと南欧の雰囲気を楽しみながら、聖週間のミサに授かると言うのが目的です。
世界中、何処へ行っても同じミサに行けるように、カトリック教会の世界共通語、「ラテン語」のミサに行く習慣がある私たちですが、同じ言葉で、同じはずのミサが、場所によって少し習慣が違うので興味深いです。
例えば昨日授かった、聖金曜日のミサでのことです。この日はキリストが十字架の上で処刑された日を思い、ミサが行われます。
ミサの中で、キリストの受難を慰めるために、参加者全員が十字架に口づけをする儀式があるのですが、ここでは、口づけする前に、「金のお皿に硬貨を投げる」と言う、デンマークにはない習慣がありました。
現金を持っていないので(どうしよう?困ったな?仕方ない、硬貨なしでキスしちゃえ!)と列に並んでいたら、考えていることがそばにいた教区の人にバレたらしく、呼び止められて、「この硬貨を投げなさい」と1ユーロを恵んで貰いました。
「Grazie、Grazie」とちゃっかり受け取って、無事に儀式を済ませました。
なんだかGrazie!ばかり言っているのが、私のイタリア旅行です。イタリアは人がいいですね〜〜!
ミサの帰り道には、「十字架の道の祈り」をしながら街を練り歩いている行列に遭遇しました。
さすがカトリックの国、伝統が根付いています。
さて、今日は市場にお土産を買いに行く予定日でした。
(そう言えばまだ大きな市場に行っていなかったな?)
と言うことで、屋内にある大きな市場に行きました。
市場へ向かう途中の、雰囲気が抜群のジョバンニ通りの写真。
下の写真の通常オープンしている街で一番大きい市場は修復中で閉まっていたので、側に立てられた臨時の市場に行きました。
市場って書いていなかったら、市場とは気付かないような入り口の見かけでしたが、大勢の人が出入りしているので直ぐにわかりました。小さな入り口からは想像がつかない程たくさんのお店が並んでいました。
サルデーニャ島産のオレンジを購入し、同じ店で、デンマークでは見かけたことがないそらまめを見かけたので、そらまめも購入しました。
サルデーニャ島産のチーズ、ペコリーノサルドもゲット!真空パックにして貰えたので持ち帰りにも安心です。
そして、サルデーニャ島と言えば「カラスミ」と言うことで、迷ったけれど取り敢えず購入したカラスミ。
レストランで何度か注文して食べてみたけれど、塩味以外に今ひとつ味が分からなかったので迷い、ケチって小さめなのを買いました。
でも、帰国したら、とにかくこれで見よう見まねでパスタを作って家族に振舞おうかと思っています。
下は、レストランで食したカラスミのパスタ3種の写真です。こんな感じに出来たらいいな?と思います。
パスタは完璧な茹で具合でどれもとても美味しかったけれど、カラスミの旨味に「衝撃的に感動した」って書いたら嘘になるかなぁ?です。