三角骨の再再手術 | あるバレエママの告白

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デンマークの暮らし、教育、子どもたちを通して知ったバレエのこと、旅行の話などなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

「え〜話してなかったっけ?三角骨の手術の日程はとっくに決まってたよ」


「前回の手術で取り除けていなかった、残留三角骨を取り除く必要性を医者に話して説得するミーティングに一緒に出て欲しい」と言われていただけなので、まさかもう日程が決まっていたとは知らずビックリしました。


(突っかかる感はあっても、卒業試験まで踊れないわけではない、契約を貰える可能性はゼロに限りなく近く、息子は既に諦めていて、とにかく暫くバレエを離れる心の準備をしている今、リスクがゼロではない手術の必要が本当にあるのだろうか?)


(取り残された骨のお陰で怪我が続いて随分苦労させられたし、とにかくサッパリ取り除いて欲しいと言う息子の思いはわかるけれど、医者が反対しているのだとしたらどうやって説得すれば良いんだろう?難しそうだな〜)


と思い悩んでいた私でした。


だから、既に話は進んでいて、日程まで決まっていると知り、拍子抜けしてしまいました。


最終試験が終わったら、その翌週に手術を受けます。


もう18歳で、成人だし、自分で交渉して辿り着いた結果なので、私はもう尊重してついて行くしかないって感じです。


パリオペラ座のFBに、先日のガラの時の写真が載っていました。


下の写真をみて、一体何人の人が(うわ〜この男子、足が伸びきってないじゃん!)(もしかして三角骨あるんじゃない?)って考えるでしょうか?


今となってはどうでも良いことだし、細部だけがバレエの「魅力」ではないと思い知らされたけど……しっかり伸ばさなきゃダメだってよく分かっているからもっと伸ばしたい、でも突っかかるものがあって伸ばせない、それは息子にとってとても深刻な問題でした。


私はただただ、流石パリオペ、写真家も一流だわ〜!素敵な写真、なんてありがたいんでしょう!一生大切にしなくちゃ!と思っただけでした。


息子曰く「よくみてよ!一目瞭然だよ」だそうです。


私にはもう理解不可能な世界です。