日本はゴールデンウィークの真っ最中ですね!
デンマークも、明日は「Store Bededag」(大祈祷日)と呼ばれる祭日で3連休になってます。
でも、この3連休、来年からは無くなる予定なんです。毎年復活祭後4週間目の金曜日がこの「大祈祷日」と1686年以来決まっていたのですが、、国民が1日多く働いて納める税金で防衛費を増額させるために、平日になることが政府によって決定されたからです。
一部の国民から猛反対されていたのですが、結局政府の思い通りになりました。
「大祈祷日」は名前から想像がつく通り、元々、祈りに徹すると言う宗教的な祭日でした。でも今わずかに残っているのは、昔、祭日に働くことを禁止されていたパン屋さんが前日に焼く、Hveder(ヴィダー)と言うパンを食べる習慣のみです。
それについては、何度も書いたので今回は省略しますね!
今年は、天然酵母でヴィダーを焼きました。
今日は街の長男のアパートで孫のT君のお守りをする日だったので、一部お裾分けするために持って行きました。
三男が留守なので、主人と2人だけでは食べきれないからです。
さて、そのバレエ男子の三男ですが、元気にやっているようです。FBのストーリーズに写真がアップされるので様子を伺うことが出来ます。
と言っても、アップされるのは食べ物の写真ばかりです。写真を撮るゆとりがあるのは食べている時だけだから?と思われます。
それにしても、美味しそうな写真ばかりです。
食事はNBSの食堂で頂いているようですが、昼も夜も温かい食事が出て、どれもこれも栄養のバランスがよく取れたものです。必ずヴィーガンの人に対応するメニューが含まれているのも凄いなーって思います。
デンマークでもお馴染みのお魚のフライやミートローフにさまざまな温野菜の付け合わせだったり、韓国風BBQとかお豆腐炒め、漬物にキムチまで出たりして驚かされました。主食には米が必ず選べるようになっているらしく、息子の写真には毎食ご飯が写っています。
朝食もヨーグルトやたっぷりのフルーツにシリアルやワッフル、卵料理にハッシュポテトなどを食べているようですが、よほど美味しいのか?いつもより食べる量が多いです。
朝昼晩の食事以外に、午前と午後にスナックの時間があり、お菓子の写真も送られてきます。
アメリカ、オセアニア、ヨーロッパにある35のプレ・プロフェッショナル・バレエ学校から集まった、100人?いや確実にそれを遥かに超えた数だと思われますが、こう言うイベントで、若者の胃袋を満足させる食事を1週間給仕し続けるって相当大変なことだと想像します。素晴らしい組織力だと思います。
NBS関係者皆さん全員に「ご苦労です」と言いたいです。
今日は、夜にパフォーマンスもあって超忙しいらしく、食レポの写真さえストーリーズに載っていません。
ところで、火曜日にはグローバル・ギャザリングという、サポーターなどを招待しての社交行事があったようです。
送られて来た写真を見て驚きました。
皆んなドレスやジャケットを着て正装している様子だったからです。
息子は手荷物以外は小さなスーツケースを一つ持って行っただけなので、正装など持参していないことは明らかでした。大体反黒いジャケット派の息子はそんなもの持っていないし!
思わず「ドレスコード知ってたの?」「浮いちゃった?」と心配になってメッセージを送りました。
「平気だったよ!」と息子が送って来たのは、本当に毎日着ている普段着の息子を先頭に、全員カジュアルスタイルのデンマーク勢の写真。
「一度だけのために正装なんて持っていけないよ」
だそうです。
Theスカンジナヴィアって感じの返事です。
もちろんデンマークでもバレエはプライベートの資金援助で成り立っている部分があるけれど、ダンサーたちは基本的に国家公務員。
サポーターへの配慮とか、考える必要がないので気楽なものです。
でも、同じバレエ界でも色々あって、色々あるバレエ界が変化するのは凄ーく大変だろう、とわかったかもしれないのでさぞ勉強になったことでしょう。
結構沢山の日本人も参加しているようですよ!
少しは日本語話せたかな?
土産話が楽しみです。