昨日は次女の引っ越しの手伝いに行って来ました。
去年8月から大学生になった私の次女は、手続きが可能になるや否や学生寮入居願書を提出していたので、4ヶ月後の2021年12月には、希望していた学生寮にサッサと引っ越して行きました。
今回は、その学生寮の部屋から、広大な敷地内の、別の棟の、別の部屋への引っ越しです。
デンマークの学生寮は、一人で入居する場合、トイレとシャワー付きの部屋で、台所はシェアする、と言うのがスタンダードです。
「一人で入居する場合」と書いたのは、学生は一人暮らしとは限らないからなのですが、カップルで入居したい場合は、部屋ではなく、キッチンも付いたアパートがあるのでそこを希望することも可能です。
娘の学生寮の全体の12%くらいがこのアパートになっています。
子どももいるカップルも珍しくないらしく、アパートが集まった棟にはベビーカーや遊具などが目立ちます。
デンマークでは、同棲したり、学生のうちに身を固める人は珍しくありません。
次女が引っ越すのも、そんなアパートの一つです。
高校の時から付き合っている彼と、同居生活を始めます。
娘たちのキッチンは大きくないけれど、こんな感じに、コンロはもちろん、冷蔵庫、冷凍庫、全て揃っています。
そしてリビングと、寝室の2部屋があり、
シャワー付きのバスルームがあります。
一人用の学生寮を2つくっ付けて、キッチンをプラスしたって感じになっています。
家賃は2人で割ると、1人用の部屋より安いそうです。
カップル用アパートにはルールがあります。私が知っていることを並べて書きますと……入居できるのは友人ではなく、カップルでなければならない。2人は入居時に学生でなければならない。もし2人が別れたら出ていかなければならない。万が一死に別れた場合、残された方は数ヶ月間引き続き入居が可能だが、いずれは出ていかなければならない。カップルの1人がなんらかの理由で大学を中退した場合、収入によるが住み続けることができる……です。
さて、2人はどうなることやら?
ちなみに、長女の方は今年の初めに学生寮を引き払って、彼の持ちアパートに移り住み始めました。
娘たちとその彼たちを信じて見守るしかないなぁ〜っです。