デンマーク王立バレエ団2022/2023シーズン | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

いつもなら19時過ぎるまでに帰宅しない息子がまだお昼なのに帰宅してきた。


急に具合でも悪くなったのかしら?と一瞬心配したが、そうではなく、今日はコンテ作品の集中トレーニングだったそうで、もうすぐ手術の息子はその発表会に参加できないから、トレーニングに出ても仕方ない!と帰って来たとのこと……そんなに割り切って考えちゃって良いのかどうかわかりませんが、とにかく今日の午後はずーっと息子の部屋からミシンの音がしてました。


ただいま、引っ越した姉の部屋のいらなくなったカーテンを利用して、夢中に何やら作成中の息子です。そのための早引きだったのか?


ところで、それはさておき、デンマーク王立バレエ団の2022/2023年シーズンの演目が発表されました。


『ジゼル』でオープンして『ナポリ』で閉じる、安定のシーズンって感じでしょうか?


ザッとこんな感じです。


93日〜922日『ジゼル

振付: ジャン・コラーリ&ジュール・ペローの原作によるシリア・シャンドルフ&ニコライ・ヒュップの改訂版

音楽: アドルフ・アダン


924日〜113日 『ブリクセン

振付: グレゴリー・ディーン

音楽: クロード・ドビュッシー


10月12日〜10月17日『バレエだよ、バムセ』バレエ学校の生徒による子ども向け作品

 振付: トーマス・ロン


1023日〜53日 『Dans2Go


11月5日〜11月23日 『オセロ』初演

振付:ジョン・ノイマイヤー

音楽: アルヴォ・ぺルト、アルフレット・シュニトケ、ナナ・ヴァスコンチェロス


11月26日〜12月21日 『くるみ割り人形』

振付: ジョージ・バランシン

音楽: ピョートル・チャイコフスキー


128日〜318日 『白鳥の湖』

振付: マリウス・プティパ&レフ・イワノフの原作によるシリア・シャンドルフ&ニコライ・ヒュップの改訂版

音楽: ピョートル・チャイコフスキー


3月4日〜3月23日  『Giant Steps』

ジェローム・ロビンスの作品のトリプルビル 

初演


3月31日〜4月19日 『ジュエルズ』

振付: ジョージ・バランシン

音楽: ガブリエル・フォーレ、イーゴリ・ストラヴィンスキー、ピョートル・チャイコフスキー


422日〜517日 『Gotta Dance』初演

振付: グレゴリー・ディーン


5月20日〜6月4日 『ナポリ』

振付: オーギュスト・ブルノンヴィル

音楽: エドヴァルド・ヘルステッド、H.S.パウリ、H.C.ロンビ、ルイーズ・アレニウス


ジョン・ノイマイヤーの『オセロ』が初演されるのには興味があります。


ジェローム・ロビンズも好きな振付家なので楽しみです。


他の初演作品はデン王立バレエ団内の振付家によるものです。


なぜ今この作品なの?新シーズンの演目をみてもピンと来なくて、あんまりドキドキしませんでした。


去年も同じように冷めた印象だったのですが、いざオープンしてみると、今だから見るべき!と実感させられる作品があったり、結局充実した1年でした。


来シーズンも、どんな新しい驚きが待っているのか、開けてみないとわかりませんね!


もう直ぐ、今シーズン最後の演目『ドン・キホーテ』が上演されます。芸術監督が再挑戦する新改訂版の初演です。


第1幕の衣装があっと驚く色だったり、第2幕の衣装もとても奇抜みたいです。衣装で冒険するのがお得意ですね〜!楽しみです。


そうそう、日本人のコールド・ダンサー、芝本梨花子さんがデン王立から移籍するらしいと言う噂は届いていましたが、新シーズンのダンサーリストから姿が消えていました。


別の北欧の国のバレエ団でソリストになるとか……?


おめでとうございます。そして今後の益々のご活躍をお祈りいたします。