顔合わせブランチ | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

今日は次男の婚約者の誕生日でした。


主人と私はブランチに招待されて行って来ました。


会場は次男のアパート。


「誕生日」と言うと家族全員で当人の元にワイワイ押しかけて行くのが常ですが、今日行ったのは主人と私だけでした。


と言うのも、今回は、婚約者の両親との顔合わせの会を兼ねていたからでした。


かれこれ6年近くお付き合いがある2人なので、もちろん次男は婚約者と一緒に何度も彼女の家族を訪ねているのですが、地方に住んでいる彼女の両親に主人と私は会ったことがありませんでした。


8月の結婚式前に一度会っておいたほうがいいだろう!と言うことで今回の誕生日ブランチ/顔合わせブランチ、日本で言ったら結納式のような運びになりました。


次男側からは、主人と私の2人でしたが、婚約者側からは、離婚した両親がそれぞれ今の伴侶を連れてきて4人だった上に、弟さんも来ていたので合計5人でした。


デンマークでは、離婚してお互いに別々の人と再婚しても、その新しい伴侶ぐるみで友達のように仲が良い元夫婦がいますが、次男の婚約者の生みの親たちはそのパターンで、深〜く知り合った仲らしく、場には和気藹々の雰囲気が流れていました。


純デンマーク的に気さくな人たちで、私たちも直ぐにリラックスしてお喋りとブランチを楽しむことが出来ました。


オレンジ入りのシャンパン「ミモザ」で乾杯した後、ブランチが始まりました。



手作りのパン、ホットケーキ、美しく盛り付けられたトッピング、ベーコン、ウインナーにスクランブルエッグ。お皿の上にナプキンと一緒に乗った、カラフルで可愛らしいイースターの卵型チョコレートがおしゃれでした。


集合時間は11時でしたが、これだけ準備するのは大変だったと思います。


食事の合間も新しく豆を挽いてコーヒーを入れたり、ホットケーキを温め直したり、皆んなに食べ物が行き届いているか気を配ったり、完璧なホストぶりでした。


私たちは、遠慮しないで美味しい食事をお腹いっぱい頂きました。


誕生日パーティーでもあったので、婚約者ちゃんはプレゼントを開けるのも大仕事の一つでした。全員彼女が大好きなので、喜ばせようと皆んな大奮発したみたい、彼女も嬉しそうでした!


そしてバースデーケーキは、デンマークの真ん中に位置する島、フュン島のパーティーの定番、Brunsvigerと言うケーキ。


シロップ、ブラウンシュガー、マーガリンのキャラメルソースがフワフワのパン生地の上にトロリと溶けていて甘〜いケーキ、フュン島出身の彼女の十八番です。


とっても美味しいんですよ〜!



当然結婚式のこともお喋りの話題になりました。2人は披露宴のメニューを決めるために、披露宴のレストランに試食に行って来たらしいです。


結婚式の準備、披露宴の準備、全て自分たちでしています。私たち親は出る幕がありません。だから、親たちの話題は、パーティーの後に泊まるのはどこそこのホテルなのだけど〜……などなど気楽なものでした。


長男の時も感心させられたけれど、何もかも一つひとつ2人で相談しながら自分達で準備して、今の若い子たちはしっかりしているなぁ〜と思います。


日曜日の今日は、夕方いつも通りに教会にも行きました。


復活祭まで1週間の今日は「枝の主日」と呼ばれる日曜日で、枝を持って行列で歩く儀式、長〜い御受難の朗読などがあり、ミサ は2時間くらいかかります。


予定日を過ぎたのでいつ産まれてもおかしくない初孫。


長男の嫁は、元気そうでしたが、流石にちょっと重そうに、お腹の赤ちゃんと一緒に復活祭の始まりを祝う行列にも参加してました。


今週中には生まれる予定です。


神様、どうか安産をお願いします。

私はそればかり祈ってました。