クリスマスイヴから一夜明けて今日はクリスマス。
御降誕おめでとうございます。
夜遅かったので、まだ誰も起きていなくて家の中は静かです。
犬の散歩までまだ少し時間があるので、イヴの様子を少し書きます。
昨日はデンマークの私の住む地域では朝、雪が降っていました。
でも正式に「デンマークで今年のクリスマスはホワイトクリスマスだった」と呼ぶには、一定の条件を満たしていなければならず、昨日はホワイトクリスマスではなかったそうです。
昨日16時の気象庁の発表によると、「国土の90%に1cm以上の積雪がある」と言うホワイトクリスマスの条件は残念ながら満たされず、積雪があったのは70%から80%だったそうです。だから今年はローカル的に雪が降ったクリスマスで、ホワイトクリスマスだった年としては記録されないみたいです。
記録されているホワイトクリスマスの年は、こんな訳で珍しいんです。
午後には晴れて、青空に雪がキラキラ輝いてとても美しい1日でした。雰囲気は100点満点のイヴでした。
さて、直ぐに食べ物の話になりますが、下は我が家でクリスマスイヴの日のランチに食べる「流れ星」と言う名前が付いているスモーブローです。星が美しかった聖夜を待ちながら「流れ星」食べる。勝手に伝統にしている我が家だけの習慣です。
お茶の時間になると、次男が、今年初めて実家以外の場所でイヴを迎える婚約者ちゃんと一緒に、あなたたちはサンタさん?ってくらい沢山のプレゼントを持ってやって来ました。
クリスマスのハートの缶詰には、2人の手作りチョコレート菓子が入っていました。
娘もクッキーを焼いて来たくれたし、我が家はスイーツで溢れています。
来年からお菓子類は若い人たちに全部任せよう!って思いました。若い子たちの作るものは美味しいだけでなく、とってもおしゃれです。
招待のお礼の花束の代わりにどうぞ!と、婚約者ちゃんが、トウシューズのオーナメントのプレゼントをくれました。
ハートの中には既にキャンディーが……
キャンディーは、夕食後キャンドルに火を灯して、家族で手を繋いでクリスマスツリーを囲み、クリスマスの歌を歌いながら回る、と言うデンマークのイヴには必要不可欠な儀式の後に初めて食べることができます。
ちなみに夕食は、鴨の丸焼き、皮つき豚肉のロースト、ミルク粥をアレンジしたデザートと決まっています(家庭によって多少の違いはありますが)。
ツリーのキャンドルに火を灯した直後の写真。
我が家は頑固に、ツリーには昔ながらのロウソクの火を灯す派です。
クリスマスツリーの周りを踊り疲れたら、プレゼント交換の行事が始まります。
お互いを喜ばせるために選ばれたプレゼントの数々。一つひとつ丁寧に、わ〜とか、え〜とか言って喜んだり、感謝したり、感心したりしながら開けていくのが礼儀です。だからこの儀式は延々と深夜まで続きます。
クリスマスの過ごし方は、以前にも色々書いていて「デンマークのクリスマスについて」と言うテーマにまとめてあります。
もし関心があったら読んで下さい。
今日もとってもいい天気。
途中で書くのを休憩して、今年のクリスマスも自宅でひとりで過ごした義母のところに行って、犬の散歩から帰って来てから続きを書きました。
今朝はフクロウさんも朝帰りなのかな?いませんでした。