今日の13時15分頃に突然停電しました。停電して3時間以上経っています。原因不明の停電。こんなこと珍しいです。
薄暗いので、ロウソクに火を灯してブログを書くことにしました。
ご近所の30軒くらいが停電しているようです。
そして我が家はその境界線に近いらしく、お隣さんには電気がついているのがみえます。前の家は停電しているようで、ロウソクらしきものに火が灯っているのがみえます。
夕飯の支度まではまだ後もう少し時間があるのでのんびり構えていますが、早く電気に戻ってきてほしいです。
可哀想だったのは主人。
風邪をひいてしまい具合が悪いので、オンラインで自宅から講義をする予定だったのが、開始2分前に停電してしまい、インターネットも使えなくなってしまったために、慌てて大学に飛んで行かなければならなかったからです。
その講義は無事に済んだそうで良かったですが、インターネットがない場所では仕事にならないので、帰宅することができないでいます。
今日は日中でも0℃くらいで寒い1日です。
停電すると暖房システムもストップしてしまうのですが、薪の暖炉のお陰で居間だけは幸い温かいです。
バレエの話を少しします。
11月26日に始まった『くるみ割り人形』連日ほぼ満員御礼で調子良く進んでいた公演だったのですが、金曜日の公演がキャンセルになり、土曜日はマチネ公演は人数を減らして決行されたようですが、ソワレはキャンセル。日曜日はマチネ、ソワレ共にキャンセルになってしまいました。
原因はコロナ。
ダンサー、特に沢山出演しているバレエ学校の生徒たちの中にコロナ感染者が続出してしまったからです。
学校では、慎重に、ストイックにして、公演に向けて準備していたと信じています。
デンマークでも、最近5歳から12歳の子どもたちへのワクチン接種が奨励されるようになったのですが、間に合わなかったのか、感染を防ぐことが出来なかったようです。
小学生が感染して、家庭にコロナを持ち込み、ワクチン接種済みの保護者や年上の兄弟に移す、と言う感染パターンを最近良く耳にしていました。
小学生は症状が軽いし、ワクチンを接種している家族も、症状は軽いか、ほとんどないらしいです。
それはとても良いことなのですが、しばらく隔離しなければいけないことには変わりなく、とても厄介です。バランシン 版の『くるみ割り人形』は主役が子どもたちなので、子役なしでは幕が上がりません。
次回の公演は明後日、水曜日です。日本人のダンサーたち3人もそれぞれピッタリの役に配役されてキラキラ輝いて踊っています。なんとか公演が続行されるといいのですが……。
今は17時、いよいよ真っ暗です。
暫くの間ついていたお隣さんの電気も消えてしまい、街灯もつかないので、家の中も、窓の外も完全に停電しています。
道路を走る車のライトだけが明るいです。
電力会社は、問題解決に全力で取り組んでいるらしいです。
17時30分までに原因がわからなかったら、臨時の電力?を流してくれるとか……どのようにそれが可能なのかとか、全く分からないのですが、とにかく17時30分頃に再び電気が使えるようにはなるようです。
真っ暗なこの地域に一斉に電気が付くのかしら?点火式みたいで面白そう!なんて、ちょっとワクワクしたりして……
と呑気なことを書いてから、4時間が経ちました。
結局電気が戻って来たのは19時でした。停電の原因が判明して直すのに時間がかかったみたいです。とにかく解決して良かったです。
電気が戻ってから夕飯の支度に取り掛かりました。我が家の夕食は遅いのでそれでもなんとか間に合いました。でも、18時には夕食をとるお隣さんたちは困っただろうなぁ〜と思います。
水曜日と木曜日の『くるみ割り人形』のキャンセルが決まってしまったようです。
旧舞台に照明が戻るのはいつのことやら……