夏休みの旅行は国外か国内か | 大好きな日々の覚え書き

大好きな日々の覚え書き

デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

7月1日、EU(ヨーロッパ連合)は、EU域外の日本など14か国を対象に、渡航制限を解除しました。それを受けて、デンマークでは、今日、7月2日、オーストラリア、カナダ、日本、ニュージーランド、韓国、タイからの観光客の渡航制限を解除しました。

つまり日本人観光客は、デンマークにも旅行できるようになった、ってことです。

でも、日本人はデンマークに来てくれるかな〜?

それでは、デンマーク人が同じように上の国に行けるか?と言いますと、入国制限や検疫があるため制限されたままだそうです。

検疫なしで行けるなら、行きたい場所ならどこへでも、デンマーク人は迷わず行くと思います。

でも、行く場所に困っていると言う訳ではもうありません。

ルーマニア、ポルトガル、イギリス、アイルランド、スウェーデン(一部を除く)以外のEU諸国への旅行が自由になって、デンマーク人たちの夏休みは救われました。

子どもたちのクラスメートや私の友人の中には、ドイツやノルウェーはもちろん、早速イタリアに旅立った人たちもいます。

ギリシャへのチャーター便も飛び始めるようです。

「良いバリ旅行をね〜」と、人が人を見送っているのを、通りすがりに聞きました。インドネシアのバリへでさえ、行く人は行くようです。
「いくらなんでもバリへは行けないだろう!」「それはベルリンの聞き間違いじゃないのか?」
と後から人に言われたので訂正します。
確かに……Bali ……Berlin……聞き間違いの可能性十分です。

旅行好きなデンマーク人たちの、この切替の素早さには天晴れです。

私は、計画していた夏休みの旅行が一つひとつキャンセルになって、旅行する意欲さえなくなっていました。

それでも、(長い夏休みなのだから、やはりどこかに行きたいな〜)とやっと最近思い始め、トラベルパスを購入したりして、国内小旅行の計画を立てたところです。

でも腰が重くて国外に行こうとは思えませんでした。

渡航制限が緩和されたのが6月15日、あれから半月ほどの間に、行っていいなら行こうじゃない!と、サッサと気持ちを切り替えて、荷物をまとめて飛んでけるって、すごい行動力だなぁ〜と思います。

皆さん、どうぞお気をつけてご旅行ください。

私は近場をウロウロします。


今日初演の演目『ブルノンヴィルの夕べ』を観に、チボリ公園のパントマイム劇場に行って来ました。

日本人のOmori Itsuki さんが『ナポリ』のヴァリエーションをソロで踊っていました。

高いジャンプに、そばに座っていたおじさんが「おーっ」と歓声をあげていました。