9週間ぶりの学校 | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

8年生(中学校2年生)の息子の学校が再開しました。

室内のスポーツ活動はまだ再開されていないので、バレエは相変わらずオンライン授業です。

新しい息子の1日は、8時半から10時までの自宅バレエトレーニングで始まります。

トレーニング後、シャワーを浴びる時間、休憩時間があって、11時に昼食をとり、その後アカデミック部門の授業がある、と言う時間割はほぼいつも通りです。

今はただ、昼食は家でとって、その後登校します。

必然的に他の学校や会社とは時間差登校になり、電車内での密集を避けられるので、それは良かったと思います。

その時間に電車を利用する人は普段から多くないのですが、外出自粛の影響は残っていて、利用者がさらに少なく、今日、息子は一つの車両に一人で座っていました。

それでも、マスクをつけて電車に乗った律儀な息子ですが、向かい側のメトロの中に1人いるのを見かけただけで、マスクをしている人は乗ってこなかったそうです。

学校では、クラスによって、5分違いの時間差で登校し、決められた時間以前の登校でも以後の登校でもいけない約束になっています。

席と席の間はガイダンス通りの距離が置かれ、人数が多いクラスは2つの教室に分かれて授業を受けるようになっています。

授業は、まず全員が消毒液で手を洗ってから始まるそうです。

12時15分から15時15分まで、途中休憩を挟み3時間だけ授業があります。まだまだ当分臨時体制です。

遠くから通学する生徒もいるので、午前中のバレエトレーニングの後、移動時間がたっぷりとられています。

息子のクラスメートにはスウェーデン人が1人いて、毎日国境を越えて1時間半かけて通学しています。

新型コロナで国境が封鎖されているので、その子は登校できるのかしら?と心配でしたが、通学は、通勤と同じく「正当な理由」なので、入国に問題はなかったようです。

寄宿生も寮生活を再開していて、今日はめでたくクラスメート全員が集まったそうです。

「学校に行く」と言う、当たり前だったことが、突然出来なくなってから9週間。いられるのがどんなに短時間でも、どんなに人と人の距離をおかなくてはいけなくても、「あ〜〜僕は学校に行くのが好きなんだな〜!」って、ヒシヒシ感じた再開初日だったようです。