『ライモンダ』が加わりました | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

デンマーク王立劇場の緊急事態特設サイトにバレエ『ライモンダ』が加わりました。

私にとってはデンマーク王立バレエ団のダンサーたちが、お馴染みのダンサーたちで、彼らが色んな作品の、色んな役を踊っているのを観るのがとても楽しみです。

初めてとか、馴染みがないけど興味があるからと、観てくださる方はどんな印象を持つのかなぁ〜?

もし良かったら感想をコメントしてください。

https://kglteater.dk/xtra/forestillinger/forestilling-raymonda/

以下、2017年11月に『ライモンダ』が初演された時に紹介するために書いた、自分のブログの記事を一部コピペします。

(注)ストーリーを最後まで読んでしまうとネタがばれてしまい、楽しみが半減するかも知れません。それがお嫌な方は読まないで観てください。

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デンマーク王立バレエ団、今シーズンの目玉作品、芸術監督ニコライ・ヒュップ改訂版、新作『ライモンダ』、期待の気持ちに胸を躍らせて観に行きました。

デンマーク王立バレエ団初演、ニコライ・ヒュップ改訂版『Raymonda』

振付: Marius Petipa、Nikolaj Hübbe

演出: Nikolaj Hübbe

音楽: Aleksandr Glazunov

舞台装飾、衣装: Richard Hudson

照明: Giuseppe Di Iorio

指揮者: Graham Bond


芸術監督は、2008年就任以来、ロシアバレエの改訂版を手掛けています。『ライモンダ』

は、『ラ・バヤデール』『白鳥の湖』『ドン・キホーテ』に次ぐ4作目です。そして彼の得意技は、物語の時代設定を変える事です。


『ライモンダ』は、物語の背景が、中世から1700年代ロココ風の南ヨーロッパに舞台が移っています。


そして、ライモンダはフランスの貴族の娘、彼女の婚約者はハンガリーの貴族、彼の留守に彼女に接近するのはスペインのムーア人のプリンスと言う設定。


ストーリー


第1幕

ライモンダ登場。ハンガリー人の婚約者は不在、寂しいライモンダに彼から手紙とプレゼントのスカーフが届く。ムーア人のプリンスが美しいライモンダの噂を聞いてスペインから遥々訪問。夢の中の場面、ハンガリーのプリンスが現れる、ムーア人のプリンスも登場。2人の間でライモンダの気持ちは揺れ動く。


第2幕

ライモンダの館でのパーティー。ムーア人のプリンスの激しい求愛に悩むライモンダ。そこに現れるハンガリーのプリンス。2人のプリンス、ライモンダを賭けて剣で決闘。戦いを止めるライモンダ。ハンガリーのプリンスを選択。諦めるムーア人のプリンス。2人のプリンス握手。


第3幕

結婚式。


綺麗なクラッシックバレエを素晴らしい音楽と衣装を楽しみながらタップリ観たい人にはお勧めの作品です。