登校しないので、のんびりしている子どもたちのために朝食の支度だけして、私は日課の犬の散歩のために、いつものように義母の元へ行きました。
犬はデンマークが封鎖されたことを知るわけはなく、いつものように尻尾を振って嬉しそうに散歩してくれました。なんだかホッとさせられました。
いつもと違ったのは、まだ朝の7時半なのに、大きな袋を持ったスーパーに向かう人たちとすれ違ったことでした。
「物品の流通は正常通りに機能する。買い溜めする必要はない」と、昨日の夜の記者会見でデンマーク首相が言った後、まだ開いているスーパーに買い溜めするために人々が押し掛けて、長い列が出来ていたようです。
「ライ麦パンとトイレットペーパーは十分にある」
の首相の一言が裏目に出て、どうやら皆んな一斉に、(なくなったらどうしよ〜う!!)とパニックになってしまったようです。
人でごった返したスーパーの画像が、今朝メディアの話題になっていました。
もし感染者がそこに1人いたら、新たな感染者が何人発生しただろうか?と思ってしまいました。
「物は沢山ある」「買い溜めはやめましょう」
一日中政府がメディアで訴え続けていました。
今日の夕方の発表によると、感染者の数は674人だそうです。
主人も今日からオンライン勤務で家にいるので、私たちは殆どは外出することもなく、家族4人で、静かに1日過ごしました。
次女は明日から高校のオンライン授業が始まります。
我が家のバレエ少年もなんらかの授業があると思われますが、まだどのように行われるかの連絡はありません。
いつもの時間にバレエの自己トレーニングをして、後は好きなことをして過ごしていました。
出演する予定だった女王さまの80歳誕生日記念ガラ公演がキャンセルになって、とても残念そうにしています。
でも今1番心配なのは、学生寮で自宅待機をしている長女です。
少し微熱があるようです。コロナなのかもしれないし、元々風邪だったので、それが原因かもしれません。全員を片っ端からコロナ検査することはなくなったので、このまま治ったら、それは謎のままで終わるでしょう。
心臓科に勤める次男も、風邪だかコロナだか分からないけれど、軽い症状があると言うことで、即2週間の自宅待機になったそうです。これは勘違いだったので訂正すると、風邪気味だったのは事実だけど、病院勤めだけど、肩書は博士号学生なので自宅待機になったそうです。
元気に働き続けている長男は、コーヒーにミルクを入れたいのに、どのスーパーでもミルクが売り切れで参った〜〜と言っています。
さあ、明日はどんな展開になるのか?
また書きます。
つづき