そこまで来たCOVID19 | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

「コロナウイルスって、もう聞くのも嫌だからCOVID19って言おうよ!」

 
息子がそう提案するほど、何処へ行ってもコロナ、コロナのデンマーク。
 
という訳で、COVID19、3月10日の午後の時点で、感染者は262人です。ドライブインで検査ができるからか、その数はガンガン増えています。
死者は出ていません。重症で入院している人の数もそれほど多くはないようです。
 
ですが、この調子で行ったらデンマークの感染者数が日本のそれを超える日は近いですね〜!
 
な〜んて、感心している場合ではありません。
深刻な事態です。
 
と言うのも、感染者と何らかの繋がりがあって、自宅待機を命じられているのが1101人。
 
その中の1人に、何を隠そう私の長女が入ってしまったからです。
 
学生寮にひとり暮らしの医学生の娘。
 
解剖実験の授業を一緒に受けた学生の中に、1人感染者が見つかり、今日の午後、保健局からメールで、感染の恐れがあるので2週間自宅待機するように、と連絡(命令)が入ったそうです。
 
ほぼ毎週末、顔を見せに我が家に帰ってくる娘ですが、「そんな訳で、今週末は行けないわ」と電話がありました。
 
COVID19が一気に身近になりました〜!
 
長男、次男、長男のフィアンセは、3人ともCOVID19感染者を受け入れている病院に勤めています。いくら大病院で、別の科と言えども、リスクはあるかも?とは心配していました。
 
でも、まさか、医学生の娘が最初に自宅待機になるとは予想していませんでした。
 
感染したその学生は、先週末に「フライデーのバー」と言う、デンマークの大学生の間で毎週恒例のパーティーに参加して、そこで感染したそうです。
 
最近よく聞く「クラスター」って言うのでしょうね〜!?
 
娘は今医学部2年生、デンマークで医学部の3学期というのは、元々ハードな中でも超ハードなノルマで悪名の高い学期です。
 
バーに参加するゆとりは娘にはなく、バイトと勉強で精一杯の毎日を送っていたのを私はよく知っています。

バイトにも大学にも行けなくなって、本当に本当に可哀想な娘です。
 
彼女のために私には何が出来るだろうか?
お見舞いに行くわけいかないし......。

毎日2回熱を測って、保健局に連絡する、とかそう言うことは決まっているようですが、自宅待機ってどうするんだろうか???
 
授業はオンラインで可能でも、買い物は?料理は?

一人暮らしの時、そう言うことを誰がするのか?サイトで探しても何処にも書いてありません。

なんとなく、義母の野放し在宅介護で体験した、「野放し自宅待機」になるような嫌な予感があります。

娘は学生寮で野放し隔離になるのか?

全くわからないことだらけです。

わかったらまた書きます。

つづき