先週、デンマーク女王マルグレーテ2世陛下が、衣装・舞台装飾を担当される新作が、2019年に発表されることについて書きました。
そして昨日、その作品のタイトルが発表になりました〜〜!
アンデルセン童話『雪の女王』で〜〜す。
前回(2016年)、ポップシンガーのOh Landさんと組んだ時は、グリム童話の『シンデレラ』だったので、「アンデルセンではないようだ、、、」と私は予想していましたが、、、大はずれ〜!!!アンデルセンでした。
女王さまは、既に、チボリ公園パントマイム劇場で上演された、アンデルセン童話のパントマイム・バレエ、5作に、衣装・舞台装飾を担当されています。
アンデルセン・シリーズ6作目の『雪の女王』が上演されるのは、パントマイム劇場ではなく、コンサート・ホール、大作になりそうです。(女王さまは過去、アンデルセン作品の他に、グリム童話『シンデレラ』と『くるみ割り人形』、つまり合計7作品の衣装・舞台装飾も担当されていて、今回は8作目です)
『雪の女王』は女王さまにとって、特に思い入れのある童話らしく、2000年には、ご自身のデクパージュをアニメ化して、台本、語りもご自分で手がけられた小編映画を発表されています。
貼り付けますので、ご興味のある方は、デンマーク語ですが、どうぞ!女王さまのお声、デクパージュがとても素敵です。
振付家は、『シンデレラ』でもトリオを組んだYuri Possokhovさん。2016年には振り付け部門でブノア賞を受賞しています。
彼はロシア人ですが、デンマークとの関係も深く、1992年には、当時デン王立の芸術監督だった、Frank Andersenの招待で来デンマーク、王立バレエ団のプリンシパルを務めました。
デンマーク放送(DR)のHPに載っていた記事を貼り付けておきます。写真だけでも良かったらご覧ください。
2番目の写真に写っているのが、元バレエダンサーで、今はポップシンガーのOh Landさん、女王さま、そしてチボリ・バレエ劇場の芸術監督Peter Bo Bendixen です。
新作は、2019年12月1日に初演です。
なんか既に来年のクリスマスシーズンが楽しみになって来ました。
でもその前に、もうすぐチボリ公園では、やはり女王さまが衣装・舞台装飾を手掛けられた、Peter Bo Bendixen 振り付け版の『くるみ割り人形』が再初演されます。
彼は凄いやり手です!
実は昨日「バレエ友の会」のイベントで、彼の講演会に行って来ました。
半端なく面白かったです!!!
長くなるので、それについては別の記事で書きますね〜〜!