普通だけど普通ではない時間割 | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

代休でのんびりした翌日の今日、寝坊をした息子。

起きていなかったのに気付かなくて、放っておいた私に、「なんで起こしてくれなかったんだ〜!」と不機嫌な態度を示した息子ですが、直ぐにお姉ちゃんから「そんなの自分で管理しなよ〜〜!」と怒られていました。

3人の女に囲まれて、結構苦労している我が家の三男です。

さて、週末の『ナポリ』で、次の、2月『ナポリ』まで出演する予定のない息子。リハーサルで普通教科が中断される事なく、今日は極普通の火曜日になる予定です。

8:10分から25分まで上級生合同ウォーミングアップ・トレーニング。8時30分から9時55分までバレエクラス。10時から10時55分まで体力トレーニング。その後昼食休憩を挟んで、11時55分から宗教、デンマーク語、英語、、、と普通教科の授業が続きます。

普通の火曜日のはず、、、ですが、そこはバレエ学校、全く普通ではありません。

というのは12月の演目『不思議の国のアリス』のリハーサルが午後に入っているからです。

え?2月まで出演しないのではないの?

そう、、、出演しません。

でも、息子以外のクラスメート全員が、第3幕の「灌木」の役にキャスティングされているのです。

だから、皆んながリハーサルで抜けている時間、息子は先生と2人だけで教室に残ります。息子1人に授業するわけにいかないらしく、息子はプリントか何か渡されて、1人で勉強したり、本を読んだりしているみたいです。

学校の決まりで、先生も息子も帰宅する事は出来ないようです。

こんな状態が、毎日12月の再初演まで、続くようです。

さて、クリストファー・ウィールドン『不思議の国のアリス』第3幕に出てくる、この「潅木」の役、出演したら、それは面白かったかなぁ〜と思いますが、集合時間も解散時間も夜遅くで、翌日に響くし、クリスマスシーズンで公演数が多いので、役につかなくて、かえって良かったな〜と心から思っています。

「潅木」の役は、予測不可能と言った感じに変わる音楽の拍子に合わせて、数を数えながら全員で同時に移動しなければならないので、小さな役のようですが、リハーサルが結構大変です。

代役で配役されているクラスメートもいますが、そういう子はリハーサルには出て、公演日は出演しないのに待機していなければ行けません。

それら全てから11月12月と息子は解放されました。

キャスティング・リストに息子の名前が載っていなかったのを見て、正直、(あーユックリ出来る!)とホッとしましたよ!

このチャンスに、規則正しい生活をして、よく寝て、よく食べて、しっかり体力をつけさせてあげたいです。