NeuroはNeurology(脳神経学)のNeuroから来ています。
そしてNeuroCupとは、コペンハーゲンが位置する、デンマーク・シェラン地方の病院の、脳神経科職員からなるチームの、病院対抗サッカー大会の事です。毎年あるみたいです。
今年は、8つの病院がこのNeuroCupに代表を送り出して参加したそうです。
カミーノから帰って来て、いつも通り忙しく働いていた長男がうちに顔を出して話してくれました。
サッカー大好きな長男ももちろん参加しました。
老若男女、職業に関わらず、デンマーク人のサッカーにかける情熱は本物です。
師長、医師、看護師、研修生に医学生、男女ミックスのチームで、一試合15分と短いものの、第4回戦まで戦ったそうです。
超忙しい病院の職員たち。練習をした、と言う話は聞いていないので、頭数をなんとか揃えて、ぶっつけ本番で試合に臨んだものと思われます。
試合は昼間の勤務が終わった後に行われたそうです。
長男の病院のチームは、準決勝で敗れたものの、一番ゴールの数が多かったチームとして表彰された(ちゃんとトロフィーがある)、という事で、なかなか盛り上がった午後のひとときだったようです。
職場では立場が違くても、サッカー場では皆同じ立場、一つのボールを守って、一丸となってゴールを目指したその体験が、職場の人間関係にプラス効果があるらしく、試合翌日の昨日は、働いていて周りの雰囲気が違っていたそうです。
「カミーノやって何か変わった?」と聞いたら、
「街を歩いていて、知らない人、どんな人を見ても、皆んなそれぞれ考えて生きているんだ!と言う尊重の気持ちが生まれた」と長男。
サッカーの試合、この日のためにTシャツを揃えて(実はカミーノ巡礼中に、妹((次女))に頼んで、デザインを手伝って貰ってあつらえたもの)、気合が入っていました。
写真を載せて良いと許可をもらったので下に載せますね!みんな満足そうな笑顔が素敵です。