その間の年もそれぞれ名前があるようですが、皆んなひっそりと祝うのか、あまり聞いた事がありません。
「お父さんとお母さんは、今年、真珠婚だよ」
と、教えてくれたのは子どもたちでした。
今日、7月23日は、私達夫婦の結婚30周年の日です。そしてそれは真珠婚と言うそうです。
私が主人と出会ったのは、フランスでした。主人は19歳の学生でした。私は大学を卒業して、普通にOLをして、憧れのフランスにやって来た直後でした。
一年後に結婚して、以来、30年間、全てを共有し続けてきました。
人生の折々で、いつも隣で一緒に笑ったり泣いたりしてきた、世界で唯一の存在です。
「愛はお互いを見つめ合うことではなく、
ともに同じ方向を見つめることである」
思い出深い本『星の王子さま』に出てくる、サン・テグジュペリの名言ですが、大切にしている言葉です。
我が家では昨日が三男の誕生日、明日は長女の誕生日で、祝い事が3日連続します。
少なくとも三男が生まれて以来、子どもたちの誕生日に挟まれた結婚記念日は、さっと通り過ぎる事が多かったです。
歳をとるにつれて、悲しいお別れの機会も増えてきました。
だから祝い事がある時は出来るだけ祝うべきだな〜〜と思い始めました。
それでケーキも、いつもは前日のケーキの余りを食べたり、全く食べなかったりするのですが、今年は、朝(やっぱり作ろう!)と思い立って、ケーキを焼きました。
次女と三男が、花とアーモンドドラジェをプレゼントしてくれました。
それで午後のお茶は少しお祝いらしくなりました。
そして夕飯は、義母を誘って近所のタイ・レストランに食事に出かけました。
パパイヤサラダがとっても美味しかったです。作った事ないけれど、今度挑戦してみよう!と思いました。