Marienborg デンマーク首相の別荘見学 | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

昨日、本当に久しぶりに雨が降りました。稲妻や雷もなって、そのスペクタクルは真夏のようでした。

一時は、王太子御夫妻がオープン馬車で走ることは無理なのではないか?と心配されていましたが、昨日ブログに書いた通り大丈夫でした。

でも今日はまたいいお天気です。
今年のデンマークの5月は、記録上一番暖かい5月になると、既に決まったそうです。

天気がいいと、外交的になって、自然に出かけたくなります。私達は今日も出かけてきました。

行ったのは、今日限定でオープンハウスされていた、Marienborg(マリエンボー)です。

1740年代に建てられたこのMarienborg、大商人から宮廷の侍従まで、所有者が変わりました。が、1962年に国に寄贈され、首相の別荘になりました。

庭の石楠花が今とても美しく、中に入って見てみたいなーっと思っていたので、このいいチャンスを逃す手はありません。

そしてそう言う人は、もちろん私たちだけではありませんでした。オープンまであと5分。人が集まっていました。



入り口で地図を受け取って、さあ出発!
正面から見た首相の別荘はこんな感じです。歩き回れるのは庭のみで、中へは入る事は出来ませんでした。


裏から見るとこんな感じ、菩提樹の大木が圧巻でした。この屋敷が建てられた当初からのものだそうです。

形が四角いからか、「修道院の庭」と言う名前がついた一角。


通り沿いの石楠花が本当に美しかったです。


手前の「ハンカチの木」の白いハンカチの花がとても綺麗でした。この木にここでお目にかかれるとは思っていなかったので嬉しかったです。


遠くに見える(見辛いかもしれませんが)橋の上から別荘を眺めるのが常ですが、今日はこちらから橋を眺める事が出来ました。


湖沿いのシダの庭も美しかったです。(蚊がいっぱいいたけど)

昨日の雨のお陰でしょうか?
今日は緑が嬉しそうに見えました。

お弁当を持って行って、首相官邸前にシートを広げて食べました。

ただのサンドイッチでしたが、なんだかとても美味しく感じられました。