YAGP バルセロナ 準決勝 | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

国立バレエカンパニー付属のバレエ学校に子供を通わせていると、バレエコンクールに関わることがなく、それに関する知識がとても薄いです。

でも、今回娘のクラスメートがYAGPに参加しているために、急に身近な事と感じています。

と言っても、学校とは基本的に関係のないプライベートな事らしく、その子の参加に関して、私には直接情報が入ってきません。だからこれから書くのは、人から聞いた話と私の想像です。その点をご注意下さい。

中学校3年生の時点で国際コンクールに参加を許されたのは彼女が初めてなのではないかなぁ〜?と思います。

それが許されるようになったのは、2つの理由があると思います。

1.学校の方針が変わってきている。
2.生徒が特別優れている。

1.に関して、
以前バレエ学校の目的は、「デンマーク王立バレエ団へダンサーを送る」事がだったが、近年「プロのバレエダンサーを育てる」事も目的として重視され始めた。

2.に関して、
娘のクラスメートはバレエ歴が短いにも関わらず技術力が優れている。そしてなんと言ってもモチベーションが凄い。デンマーク王立バレエ団に入団するには、少し身長が低いので、出来れば別のカンパニーに進みたい、と希望しているのかなぁ?と想像します。

プライベートのバレエ学校の生徒達は、踊る演目のヴァリエーションに集中して長期間練習して参加する、と聞きます。

でも国立バレエ学校(少なくともデンマーク王立((劇場))バレエ学校)の生徒には、その時間がありません。クラス重視でヴァリエーションは授業にありません。

だから娘のクラスメートも、夏休みの後3ヶ月、少ない自由時間に練習していたようです。

さて、そんな凄いクラスメートがいるなら、少し刺激になったかなぁ〜〜?と思い、「いつかYAGPにチャレンジしてみたい気持ちがある?」と娘に聞いてみました。

「冗談じゃない、私はそう言うタイプじゃないよ」だそうです。

どう言うタイプの人が参加するのかはよくわかりませんが、ここでもやはり参加したいと言う本人のモチベーションがキーワードかと思います。

娘のクラスメートのMちゃん、全力を出し切って決勝進出を勝ち取って来ることが出来ますように!応援してます。