大好きなダンサー | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

『ライモンダ』の批評が新聞に次々と載っていて、私も3誌の批評を読みました。私と同じような感想を持った批評家が結構いて、ウンウンそうなのよ!と改めて思っています。

でも今回書きたいのは、ある新聞の批評を読んで、そう言えば?と思い調べて(えー〜)って知らなくて驚いた事についてです。

そこには「初日の主役を踊った男性ダンサーは、プリンシパルではない、最近男性ダンサーのトップが流出しているのが目立つ」みたいな事が書いてありました。

アルバン・レンドルフがABTに移籍したけど、他に誰が?とよく良く考えてみたら、おーそういえばウルリック・ビヤケァーはどうしたんだ?!と気付きました。

そして調べたら、今シーズンから彼はサンフランシスコ・バレエにプリンシパルとして移籍していた、と分かりました。

WBDのサンフランシスコ・バレエの動画をちょっと見直してみたら、クラスレッスンにしっかり参加しているではないですか!本当に移籍してしまったんですね〜知りませんでした。

6歳の時にデンマーク王立バレエ学校に入学して、以来25年間同じ場所にいたのだから、離れるのに勇気が必要だったと思いますよ!

彼はとてもチャーミングで演技力たっぷり、見れば見るほど味がでるダンサーで、見る度に以前より好きになっていたので、もう姿が見れないと思うと残念です。

アルバンと同じく、今シーズンのダンサー紹介サイトに名前が残っているので、時々帰って来てくれるのかしら?そう願ってます。

ところで、初日第1キャストで主役を演じた男性ダンサーは、私が今1番注目している、大好きな若いソリストのダンサーです。

アレキサンダー・ボジノフ(Alexander Bozinof)君と言います。でもこの彼、少し不思議な事があります。国籍がシーズンによって変わるのです。カナダだったりロシアだったり、、、。確かにロシアっぽい響きの名前ですよね?下に貼る『ライモンダ』紹介の新聞の記事にはフランス人って書いてあります(まあ、これは間違えでしょう)。

1990年生まれの27歳。カナダ国立バレエ学校出身。ジョン・クランコバレエ学校に移って研修生になりその後シュツットガルトバレエ団のコールドを経て、2011年からデンマーク王立バレエ団です。前シーズンにソリストに昇格しました。

私は3〜4年前、ソロの役をドンドン踊り始めた頃、彼の姿をはっきりと認めて以来、ファンになりました。

カナダ?ロシア?どこの出身でも、国籍でも、まあ関係ありませんね!良いダンサーは良い。良いものは良いです。

http://politiken.dk/ibyen/art6198991/80-dansere-og-14-balletbørn-indtager-scenen-til-Nikolaj-Hübbes-helt-store-satsning-på-Det-Kgl.-Teater