歩きながら、娘が言いました。
「お母さん、日本の芸術家がラウンド・タワーに滑り台つける、って話知っている?」
ラウンド・タワーと言うのは、デンマーク王クリスチャン4世によってに建てられた丸い塔の形をした天文台です。1637年に建築が始まり1642年に完成しました。
人形姫の像と共に、コペンハーゲンのトレードマークの1つです。
高さは約35メートルありますが、塔の中は階段ではなく、馬が荷物を積んで頂上まで上がることが出来るように、レンガが敷き詰められた螺旋状の回廊になっているのがその特徴です。
そこに滑り台をつける?
私には全く初耳でした。
それで、家に帰ってから検索しました。
「日本人芸術家、ラウンド・タワーに巨大木製ドームと滑り台を建築予定」
と言う、今年5月1日付けの各新聞社の記事がバーっと出てきました。
これまた日本・デンマーク外交関係樹立150周年のイベントで、日本人芸術家、川俣正(かわまた ただし)とデンマーク人の画家Kaspar Bonnénの共作で、11月25日から来年1月21日まで展示予定の芸術作品だそうです。
ラウンド・タワーは保存建築物の為、傷をつけない為に込み入った技術的審査があるらしく、まだ許可が降りていないみたいです。また資金調達にも困難があるらしいです。
5月3日以降の記事は見つけられません。建築許可が出るか否かは夏の終わり頃に分かるようです。
でもラウンド・タワーのサイトにはイベント予定として出ています。
ラウンド・タワーの天辺から滑り降りるって、どんな感じなんだろう〜!?
うちの子達(特に次女が)好きそうだなー!
さあ〜実現するのでしょうか?
下はスケッチの画像だそうです。