サン・パウ病院 | 大好きな日々の覚え書き

大好きな日々の覚え書き

デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

昨日、長女が帰宅する前に何を見よう?と考えていた時に、一番見たいな〜と思ったのは、カタルーニャ音楽堂の建築家、ムンタネーが設計したサン・パウ病院(Hospital de Sant Pau)でした。

でも出発前に、病院を見学するのは何となく嫌でやめました。長女は無事にデンマークの家に帰宅したそうです。

今日の午前中は、バレエ少年、少女がサマーに行っている間の自由時間を利用して、サン・パウ病院に行って来ました。

{8521E782-C8AD-45BA-ACAD-7A10360F4960}

{8A1C119D-D246-4F9C-9AD6-3F54E8B29471}
サン・パウ病院、正面

{7AAB4AA7-7566-47BE-80E6-317A872821B6}
後ろを振り向くと「ガウディ通り」の奥にサグラダ・ファミリアが見えます。

{2BE04DD1-5613-4A1B-A44C-01AF971C0612}
建築家リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーの写真集。

{5701F5AF-1925-476C-A114-20C5A62057BD}

{DA28F5F8-2A58-458F-861A-58301F482B73}

{B9D37D05-4828-439F-9C0B-3322ED6A613D}
レンガ造りの病楝の一部。

{4252DCEF-FF0A-42DE-9DF0-E575F1D69A8C}
象徴的な装飾が多くありますが、一番目立ってどの病楝にも付いているのはこの装飾。銀行家で大富豪、敬虔な信者で慈善家のPau Gil SerraのイニシャルのG。彼がサン・パウ病院建築の資金を出したからだそうです。

{3B82297B-A980-496D-B869-1DC0C00647FA}

これは病室だった聖ラファエル病楝の装飾、大天使聖ラファエルは「癒し」の守護神です。装飾のRはラファエルのRかと思ったら、これも「資金を出したRなんとかさんのイニシャルである」と病楝内のパネルで読みました。(本当かな〜)と今でも疑ってますが、そんなものなのですね〜。

{20521E52-6B01-432A-95B4-E621777C8BAB}
そして、ここにもカタルーニャの旗と聖ジョージ(サン・ジュルディ)の旗。

下は内装の写真です。(天井)
{F3379274-EF01-4FBE-83EB-4DAAE5791B8F}

{C75ACF2D-6D6A-461F-AE5F-839219E78058}

{6DF45C5B-5018-4331-8615-7F5B84D484A0}

{37B89FBC-3779-4E92-BBCB-667C9ECDBDA5}

{AB8AD4BB-2325-4BFA-A207-E88185737603}

{CFB506FA-413E-4EED-AB2F-53FBEB0927AD}

{93A41F29-1950-4D01-89CC-2923F4EBA37A}

下は、礼拝堂の写真。
{6FD638F7-8CD0-4A62-A49C-F7979185464D}

礼拝堂から病楝を見た写真。

{4DD3E664-CB86-4C67-B9C1-31A9C3B1FCED}

ご覧の通り、とても美しかったです。

それにしても、G、G、G、とありとあらゆる場所に凄かったです。ここまで祭り上げなくても?と感じました。

管理事務分館にある礼拝堂の天井に、ぐるりとゴシック文字で「慈善家に憐れみあれ、アーメン」みたいな事が書かれていて、美しかったですが、私は正直言ってちょっとうんざりしました。

でも、バルセロナに来たら見るべき建築物である事に間違いありません。(一般入場料13ユーロ、最近値上がりしたようです)

午後は、子供達が一休みした後、ガウディの初期の作品であまり有名ではない「カサ・ヴィセンス」まで散歩して来ました。

そしたら、もう直ぐオープンさせる予定らしく工事中でした。

{84F1AA29-57C6-485D-A4AF-57BA639FB7F7}

これで金のなる木(家)が、もう一軒出来上がりますね〜!