ティビダボの丘 | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

バルセロナに来て一週間が経ちました。

土曜日の今日「ティビダボ(Tibidabo)の丘の遊園地に行きたい!」と言いだしたのは、主人でした。

ティビダボの丘とはバルセロナで一番高い場所。山の頂上にある教会が目印で、バルセロナの街のどこからでも見つけることができる場所、初日から気になっていたあそこの事でした。

「ティビダボの丘からの景色は素晴らしいに違いない」「遊園地も古くて面白そうだ」「僕はガウディより、あの景色を見たいんだ!」と既に決心は固まっている様子。

「いいんじゃない!」と子供達も大賛成。

そこで、主人の休日の今日、行く事になりました。

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バルセロナに来て、毎日お世話になっているこの回数券、市内なら75分以内、一回分の料金で乗り換え自由、メトロ、バス、電車、どれにも使えて超便利。10回、50回、70回の回数券があって、回数が多い程お買い得。私達は滞在期間が比較的長いので70回の回数券を購入して家族で使っています。

この回数券の一回分で、街の中心部のアパートからメトロ、電車とフニクラ、さらにその後またバスを乗り継いで1ユーロ以内の交通費でティビダボの丘へ行けた時は感激しました。(使用時間約60分)

交通費がやたらと高く、観光客に不便なコペンハーゲンに、爪の垢を飲ませたい!バルセロナの交通システムは観光客に分かりやすく、綺麗だし程よい冷房も効いていて、便利で最高です。

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バスはティビダボの教会の前で止まりました。

先ずは教会内を見学。
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下は教会から見た遊園地の景色。
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遊園地は地元の家族連れで賑わっていました。

遊園地に入場するのは無料なので、取り敢えず、先ずは景色を眺めて、
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遊園地のチケットを購入。
私達は、上の写真にも写っている開園(1901年)当初の雰囲気が伝わる、昔懐かしいアンティックな乗り物4つに乗車できるパノラマ・アトラクション・チケット(12.70ユーロ)を購入しました。

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この飛行機1923年9月28日に動き始めたものだそうですが、暫く修理中だったのが、今年の6月に再起動しました。乗れて良かったです。パノラマを空から楽しめて最高でした。

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これは、クレーンみたいな乗り物の上で撮ったもの。高〜〜いところでした。

回覧車から見るバルセロナも絶景でした。が、どれも標高512mのティビダボの丘からさらに高い所に登るわけで、最高地点が170mそこそこのデンマークからやって来た私達にとっては、本当に震えちゃう程高い場所でしたよ〜!

大きな遊園地で、他にも沢山の面白そうな乗り物がありましたが、私達は昔懐かしい乗り物だけで大満足して、後はパノラマ・チケットに付いていた「遊園地の歴史館」と19世紀の終わりから20世紀の初めに作られた「自動人形博物館」を見学して帰りました。どちらも本当に興味深かく見ました。

主人はよっぽど気に入ったのか、もう一度行きたい!と言っています。

さて、どうなることやら!?

***追記***

22時、サグラダ・ファミリアに照明が点くのに間に合うように散歩に出掛けました。池に映った「逆さサグラダ・ファミリア」が幻想的で夢のように美しかったです。

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