殆ど全ての新聞の批評家達が五つ星で絶賛する、現代振付家3人の作品のトリプル ビル「Giant Steps」。リハーサルを観た娘も一押ししていたので、凄く楽しみにしていましたが、やっと今日観ることが来ました。
ウェイン・マックグレガー(Wayne McGregor)の「Infra」
イリ・キリアン(Jiří Kylián)の「Falling Angels」
アクラム・カーンの(Akram Khan)の「Vertical Road」
どれも素直に惹きつけられて、目が離せない素晴らしい作品でした。
ウェイン・マックグレガーの動きは私には理解が難しかったです。でもダンサー達の柔らかい体に驚愕しました。そして、作品の展開に感動しました。(大好きな複数のダンサーたちがあちこちで同時に色々な動きをするので、どこを見ていいのか決められず混乱した)
イリ・キリアンの作品は動きにも内容にもユーモアがあって面白かったです。太鼓だけの音で踊る、8人の女性ダンサー達の息がピッタリ合っていたのが見事でした。
アクラム・カーンの作品から出てくるエネルギーには圧倒されました。凄い振付家ですね。初めて観ましたがラストシーンでは息を呑みました。
コンテンポラリーの作品、これからもっともっと観たいなあ〜と思う体験でした。振付家は勿論ですが、見事に踊りきった素晴らしいダンサー達のお陰です。出演するダンサー全員が主役で、個性が出て、一体となった時、エネルギーがより強烈に伝わって来るところが、コンテンポラリー作品の良いところだと思います。