デンマーク王立劇場の旧劇場では、チケットが売り切れると、満員御礼の印に劇場前のランプが赤くなります。
『不思議の国のアリス』初日の今日、赤いランプが点きました!写真はハリネズミで出演した息子が撮ったものです。
私は昨日ゲネリハを観ました。
Joby Talbotの音楽は半端でない数の打楽器を使うため、『アリス』公演中は客席最前列2席を倒して(すみませんこれは私の聞き間違えで、舞台を数メートル削ったそうです)、オーケストラの場所を広げて演奏するのだそうです。「不思議な音のアリス」か?と思うくら新鮮な音が印象深かったです。
おそらく原作の雰囲気がタップリ出ていた音楽だったのだと思います。原作も読まずに勉強不足で観に行った事を後悔しました。
第3幕の女王の『眠りの森の美女』のパロディーは面白かったです。ストーリー、最後のオチはクリストファー・ウィールドンらしくてとても良かっです。
でもそれは頭で理解した事で、息子の様に『アリス』大好き!振り付けも音楽も全て大好き!って本能的に思えなかったのが残念でした。
きっと私には理解できないユーモアみたいな物が彼にはわかるのでしょう。羨ましいなあ〜!と思います。
それにしても、ハリネズミたち、ほんの少し出るだけとは知っていましたが、あれ程ちょっととはね〜……。そんなに短時間の出演でも、準備が大変、自分で化粧するのではなく、美容師さんにして貰うそうで、どうやらそれも息子は密かに嬉しいみたいです。
隠れてケーキを食べてる所を女王に見つけられ走って逃げるシーン、タイミングが結構難しそうです。ゲネリハに出たのは息子のグループではありませんでした。昨日の今日なので、初日に息子を観るのはやめて、12月下旬のチケットを購入しました。たった数秒ですが、どんな風に演じるのか、観るのが楽しみです。
次回は3度目の正直です。自習をしてから臨みます。
初めの衣装付きリハーサルで世話係の先生が楽屋で撮ってくれた写真。プレミアまでは公開しない様に、と言われたそうです。無事に終わってやっと解禁になったので私もここに載せられます。