こんにちは!助産師くぼたです🌸
自己紹介はこちらです❣️
さて前回のお話では、
血糖値や指定カロリーなどの数字の目標にとらわれる前に、
このマタニティーライフを
どんな風に過ごしたいか
イメージをしっかり持つことで、
行動する理由をしっかり考えることの大事さ
をお伝えしました。
だんだんと行動するための意識が芽生えてきた私
インスリンなしで血糖管理した方の体験談を読んだり、
産科医師の宗田先生の本を読んだりしているうちに
「血糖値が上がる」ということを
違った目線で見るようになりました。
ディズニー映画の「ベイマックス」って知ってますか??
ベイマックス、可愛いですよね〜〜💕
(インターネットより拝借💦)
大学入学試験である「ロボットコンテスト」で
最高のアイディアを出そうと、一生懸命考える主人公のヒロ。
全然アイディアが浮かばず途方に暮れているヒロに、
兄のタダシがいう一言が、
(映画ベイマックスより)
「ものの見方を変えてみるんだ」
(映画ベイマックスより)
でした。
同じものでも
違う視点から見ると
解決策が見えてくる・・・
当時の私にはビビビっっときたセリフでした。
「血糖値が上がる」という現象
これは「赤ちゃんが必要としている糖のエネルギーを届けるため」
というのが今の常識です。
そしてこの常識について
見方を変えた研究結果があるのをご存じでしょうか??
娠糖尿病の権威である産科医の宗田先生の行った研究では、
妊婦さんや赤ちゃんの血液検査や胎盤やへその緒に「ケトン体」が多く含まれていること
がわかったそうです。
なので、妊婦や赤ちゃんの多くは、
糖ではなく、
脂肪から作られる「ケトン体」というエネルギーを
メインに使っているのではないか
という考察をされています。
つまり、
今までは赤ちゃんはブドウ糖で生きていると思われているが、
実は違うのではないか?
まさにものの見方を変えた結果であり、
この考え方をすると、
色々とつじつまの合うことばかりでした。
▶︎つわり中に食べられていないとき
健診で尿検査のケトンに引っかかるのは、
赤ちゃんが必要としているからケトンが出ているんだ。
▶︎つわりも終わった妊娠中期のはずだけど、
ケトンが出て内科受診の時に尿検査に引っかかる。
赤ちゃんが必要としているからケトンが出ているんだ。
ケトンは今までの医療の常識からいくと
私の中で、「ケトン体は出ていると悪いもの」
というイメージが強かったのですが、
悪いことじゃなかったんだ!!
と、見方を変えることで
私の頭の中は整理されて、
スッキリクリア〜になっていく感覚
がありました✨
大事なのはケトン体という脂肪から作られるエネルギー
そして、そこまで必要としていない糖は
少なめにコントロールしよう!
それだけで血糖値がコントロールできるとしたら?
「インスリンは必要ないな!!」
というのが私の結論でした。
ここまで来れば、実践あるのみでした。
まずはこのステップから!!
ステップ1
どんな妊娠生活がしたいかを具体的にイメージする
ステップ2
血糖値はなぜ上がるのか、視点を変えて理解する
ステップ3
タンパク質・脂質をたっぷり摂り、糖質は控えめにして食事をする
たったこれだけなんです。
ただですね!
何度でも言いますが、
私はインスリン治療を否定したいわけではないんです。
きちんと納得の上で、
先生とインスリン治療で管理していくんだと決めた方には
やっぱりその選択を応援したいです。
そっちの方が、現代医療の常識に合っているしね💦
常識を疑って、
新しいことにチャレンジするのは
とても勇気が入りました。
でも、もしかしたらこの新しい考え方が
今後の常識に変わっていくかもしれない・・・
私の場合、一人目でインスリン治療を経験したことだし、
二人目では新しいことに挑戦してみたい!!
そんな気持ちもありました。
あなたの目標の実現のために
その治療、食事方法は合っていますか??
妊娠糖尿病と言われて治療に疑問を持つ人、
不安に思っている人は、
まずここを自分に問いかけてみてもいいかもしれません。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
助産師くぼた🌸