こんにちは!!助産師のくぼたです🌸
自己紹介はこちらです❣️
前回のお話にて第一子の妊娠時、見事に「妊娠糖尿病」の診断を受けた私。
今度は栄養士さんからの指導を受けました。
私の出産した病院での妊娠糖尿病の食事管理は
「ゆるい糖質制限」を推奨している病院でした。
まずは今までの自分の食事内容を3日間、記録してきてと紙を渡されます。
そして、一人一人に医師からの指示カロリーにに合わせた食事について指導を受けます。
私は1,600kcal ご飯は毎食200gとりましょうとのことでした。
私が一番に思ったこと
本当に正直に言いますが、
「今日から食事変えるのか・・・めんどくさいな」
です。
「血糖値は食前80−100mg /dl以内
食後は120mg /dl前後にしましょうね」
と栄養士さん。
「はあ〜食事制限するのか、計算するのか〜めんどくさいな」
でした。
人に指導する身でありながら
自分がその立場に立ってみて
ようやく患者さんの気持ちって
こんな感じかなあと思うのでした。(反省・・・)
そして何より食べることが大好きな私にとって、
「食べたいものが食べられなくなる・・・」
そんな絶望的なイメージが強かったんですね。
産休に入って行った温泉旅行も、
せっかくの豪華なお食事はすべてカロリーのかたまりに見えてしまい、
こんなに食べたらこのくらいのカロリーだから、ご飯は減らさなきゃ。
デザート・・・
食べちゃうとカロリーが・・・
旅行で一番の楽しみである「食事」を
100%楽しむことが全然できなかったことを覚えています。
・毎回の血糖値に一喜一憂。
・今日も食事、頑張れなかった。カロリーオーバーした。😓
・ああ、また体重オーバーしちゃった。😥
・今日だけなら美味しいもの食べちゃっていいかな。😭
病院の診察では目標値とインスリン量だけを告げられて終了
そんな血糖管理は苦痛でストレスなだけでした。
目の前の血糖値の数字とにらめっこの日々・・・
そして第二子の妊娠がわかったとき、やっぱり妊娠糖尿病との診断で、
今回は早めにインスリンを始めましょうと医師に言われてしまいました。
絶対にあんな思いしたくない。
どうしたらもっと妊娠生活を楽しく送れるのかな・・・
「インスリンはつわりもあるので少し待ってほしい」
と伝えてその日は病院をあとにしました。
そんな中で出会った
「インスリンに頼らないで血糖管理する食事の方法」では
▶︎ご飯以外のタンパク質・脂質はたっぷり取りましょう。
▶︎多少血糖値の高い時があっても大丈夫。血糖値は平均でみていくこと。
▶︎「カロリー制限」ではなく「糖質を制限」
▶︎妊娠中の食事を楽しみましょう。
▶︎赤ちゃんに必要な栄養をたっぷりとって、元気な赤ちゃんを産みましょう。
というものでしたので、
妊娠生活を楽しい!おいしい!!と言って過ごしたい!!
栄養たっぷりな赤ちゃんをつるんと安産したい!!
という出産までのイメージが鮮明になったのです。
まず、目標を具体的にイメージして出産する
ことをしっかりと決めようと思ったんです。
紙に書き出すのもいいと思います。
私は冷蔵庫に書き出して貼りました!!
張り出すことで、毎日目に入るため、
継続してイメージでき、
イメージできるから
それを達成するためにどんな行動をとればいいのかと考え
行動に移すこそができたのです。
具体的になりたいイメージができてから行動。
この順番で考えないと、
「今までの食事を変える」
なんてできないんですね。
私は、
「赤ちゃんに必要な栄養素を届けて元気な赤ちゃんを産もう」
「糖質量だけ気を付けて、あとは必要な栄養をたっぷり摂ろう」
ということを目標にしていこうと決心しました。
妊娠糖尿病と言われてから最初にしなければいけないのは、
内科の受診でも、栄養指導でもないのです。
自分はどんな風にマタニティーライフを過ごしたいのか
どんな出産にしたいのか
ここをイメージできなければ、食事を変えるぞ!という決心はなかなかできないものです。
私は、第一子の経験から、
赤ちゃんをなんとか元気に産みたい!という一心でした。
正直に申しますと・・・
自分のためにはなかなか変えられないけど、
赤ちゃんのためには変えられる✨
って感じでした。
そして変わった後は、赤ちゃんや家族を変えていくパワーになっていく!!
母はそのように日々進化していくんだと思います✨
今日も最後までご覧いただきありがとうございました😊