帯金ゆかりさんは実在した。 | あ、ヒキガタリビトの部屋

帯金ゆかりさんは実在した。


帯金ゆかりさんは実在した。


まず、

帯金ゆかりさんとはどんな人かと言うと


ウクレレ高円寺先生が

一方的に惚れ込んでいる女優さんである。


そんな帯金ゆかりさんの舞台があると、

ウクレレ先生からお誘いいただき

ウクレレ先生、教祖仮面さん、

そして僕の3人で

行ってまいりました。



場所は下北沢ザ・スズナリ。


下北沢は比較的よく来る街だ。

音楽関係が目的なのが多いけど

今回は舞台を見るのが目的。


不思議とその街に来る目的が違えば

目に映る景色もまた別物に感じる。


今回感じたのは

下北沢って本屋さんが多いなぁと。


役者を夢見る人達が利用するのだろうか?

もちろん、ミュージシャンも本を読むけど


ちなみに僕は本を全く読みません。

読まないと言うか字が読めないんです。

主人公の名前すら読めない事もある。。。


まぁ、その話はいいとして

お芝居のお話を。


今回見たのは

暴力先輩という作品。


いかんせんお芝居に関しては全くの素人なので

どの言葉が正しい表現なのかは分からないのだけど

もし間違った(失礼な)表現があったとしても悪意は無いのでご理解を。。。


演劇とお芝居の違いも分からないので

あえて役者さんの事を「表現者」と言う事にしよう。


内容は世の中のパラドックスをコンセプトに話が進む。

ちなみにパラドックスとは矛盾という意味で

数年前に布袋さんが出したアルバムのタイトルでもあり

この言葉を使ってみたかったので

使ってみた。


正義とは?

正しい事とは?


その人と同じ背になっても分からない。


金持ちと貧乏人では幸せの定義も違う。

貧乏人のソレは綺麗事にも感じるし

金持ちのソレは何となく悲しさすら感じる。


きっとこの舞台で伝えたかった事は


とりあえず生きてみて。


というメッセージだったのではないだろうか?


自分が思っているより他人は他人だし

他人が思っているより自分は他人ではなかったり


2時間10分の間に

色んな事を考えさせられた。


舞台なので台詞ありきなのだけど

台詞ではなく本心とも思える言葉もあった。


その心の中のモヤモヤした曇った感情は

どの夢追い人も同じだね。


帯金ゆかりさんの話が全く出てきませんが

とても素敵な女優さんでした。

他にも名前も知らない役者の方々も

素晴らしかった。


テレビに出演している役者さんと

一体何が違うのだろう?


一体、何が足りないのだろう?


そんな事を思いながら

終演後、僕は喫茶店でカフェオレを飲みました。


あなたの家の帰り道、

僕は少しだけ泣きます。

泣きながらボキをしています〜


この曲の最後の言葉、


どうかこの想いがあなたに届きませんように


って

めっちゃロマンチックな歌詞だよね。


また機会があったら観に行こう♬



ロックンロール!