虎に翼見ていたら、お昼休みにベンチで思いにふける寅子の近くに、傷痍軍人さんが(この言い方では適切なのかわかりませんが)ハーモニカを吹いていて、前には空き缶…
4歳くらいの事だけど、花巻まつりを見に伯母に手を引かれ、上町の商店街に出かけて見た光景がまさにこれだった。
ドラマと同じような帽子を被り、一人は片腕の肘から先が無く、正座してうつむいて、正面に空き缶。
傍らには立ってアコーディオンを弾く同じ歳くらいの人。
伯母は、戦争に行って怪我した人だよ、と小さい私に言ったっけ。
伯母がその空き缶にお金を入れたかの記憶は無い。
昭和43年頃の話…
戦後かなり経っていても、そんな風景があったんだなぁ…
戦争はみんな不幸になる。
しちゃいけない絶対。