「息が苦しくて話が出来ない」と言った義姉 |  pianoforute村のムーミンママのブログ 

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3月25日(月)


3月も下旬と言うのに、春まだ遠い気候の今日この頃。
それでも夫は、例年と同じ日に作物の種蒔きをします。

先週は、ジャガイモの種芋を植えました。
昨年収穫した残り芋を使います。
一代交配の方が良い物が穫れると言うので、一昨年は、JAから買った種芋も植えてみましたが、残り芋の方が収穫量が多かったです。



今日は朝から雨。

ねぎの種をポットに蒔きました。


終わって、昼食を食べようとしたところに、夫の2番目姉から電話。


「1番目姉ちゃんに電話したら、息が苦しくて話ができないって言うから、様子を見に行ってくれって電話だ。行ってくる。ママは居ろ。飯は帰ってからだ!」


夫は、慌ただしく出掛けました。



夫の1番上の姉は、89歳。

病気をしたことがなく、6人姉兄の中でも、1番元気。いつも、小走りで動いています。

100歳まで大丈夫だと思っているけれど、やはり歳には勝てないのかな。


2月に4番目姉の連れ合いが、亡くなりました。

透析をしていましたが、元気でした。

朝、お風呂に入っている最中、心筋梗塞を起こして、呆気ない最期でした。


その後、通夜、告別式などの疲れが出たのか、4番目姉が重い風邪を引いて、暫く寝込みました。


そんなことがあったばかりなので、1番目姉も、もしかしたら心筋梗塞か⁈

話が出来ないなら、救急車を呼べないだろうし。

私も行けば良かったかな。


などと考えていたら、夫が帰宅。


「どうだった?」

「取り敢えず元気だ」

「あぁ良かった〜。で、なんだったの?」

「裏の畑で仕事をしてたら、電話が鳴って、急いで家の中に入ったら切れちゃっただと。んで、また裏で仕事始めたら、また電話が鳴ったんで、急いで受話器を取ったら2番目姉ちゃんからで、二度も続けて走ったから、『息が苦しくて話なんか出来んよ』って切ったらしいんだ」


な〜んだ、そんな事だったの。

そんな事で、ホントに良かった。


2番目姉は、「息が苦しくて話ができない」しか聞いていないから、余程驚いたんでしょう。


それにしても、89歳が、庭と母屋を走って往復するなんて!

私でさえ、小走りすら出来ないと言うのに。


義兄の告別式の後、娘たちが話してた。


「1番目伯母さん、すごくおとなしかったよね」

「元気が無くなったよね」



で、私も夫に言った。


「お義姉さんも、そろそろケアハウスに入った方がいいかもね」


「此間、この近くに出来た施設を見に行ったらしいじゃん。高台で眺めが良くて『ここなら4番目ちゃんもムーミンパパちゃんも近いから、何かあってもすぐ来て貰えるし』って気に入ったみたいだよ」


やっぱり体力の衰えを、自覚してるのね。


でも、庭と母屋を走って往復できるなら、まだまだ大丈夫かも。