ステロイド卒業! |  pianoforute村のムーミンママのブログ 

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11月14日(火)


今朝、最低気温2℃
初霜、初氷です。

昨日に続いて、大学病院へ。
今日は、腎臓内科。
先月から、リハビリとして、プレドニゾロン2mgを、最初の2週間は隔日で、後の2週間は、なしでやってきた。

結果は…

「いいですね〜。ステロイド卒業にしましょう

ああ、良かった 良かった!

「eGFRも、36になってますよ」

eGFRとは、腎臓の機能を示す数値の一つで、この数値が、15以下になると、透析になる。
私は、昨年入院中に、16まで下がり、急性腎不全になり、2回の透析をした。

幸い持ち直して、先月は31だった。

せめて45までに上げたいけど…。

「再発せず一年経ちましたね。良かったです。
これからは、免疫力を強めない事が大事になります」

…免疫力を強めない? え? どういう事?…

「一次性は、免疫力が強まると、蛋白が尿に出ます。例えば、重い風邪をひくとか、ワクチンを打って重い副作用が出るとか。そういう時に、体は免疫力を強めて、元に戻そうとします。治った後
、浮腫が出たり、尿が泡だったりしたら、すぐ来てください」

…なるほど。それで、治療に免疫抑制剤を使うわけか…

「免疫力を上げる」のと「免疫力を強める」は、違うんですね。

免疫力が上がっていると、風邪を引きにくい体ではある。
が、重い風邪を引くと、一時的に免疫力がグワーッと頑張って無理をする……って事かな。

なんとなくわかる気がする。

「今後は定期的に検査をして、経過観察になります。運動や食べ物に制限はありませんが、塩分摂り過ぎない事だけ注意して下さい。あと、血糖値の検査もやめましょう。血糖値が高くなるのはステロイドの為なので、これがなくなれば、血糖値を測る必要もないので

渡された検査結果票は、たった一枚。
それも、3分の2ほど。
前回までは、2枚にびっしりあったから、拍子抜け。

ネフローゼの薬はゼロになりましたが、B型肝炎ウィルスを大人しくさせる「エンテカビル」、腸の調子を整える「大建中湯」、降圧剤の「アムロジピン」は、引き続き服用です。

思えば、一年前の青天の霹靂とも言える発病で、生活が一変。
自分の体の中で何が起きているのか分からず、不安な入院生活を送っていた。
ドクターやナースは、いつも明るく接していたが、退院時に、主治医から「実は、検査数値が悪くなる速さに治療が追いつかず、深刻な状態でした」と聞かされ、次女と2人でぞっとしました。

患者に出来るだけ心配させないように、深刻な素振りを微塵も見せなかったのですね。

ドクター、ナースの献身的な治療と、ラインやメールで励ましてくださった友人、不自由な生活に耐えながら、支えてくれた家族のお陰で、今の私があると、改めて感謝です。

ようやく一段落つきました。

この病気に完治はないので、このまま寛解を保っていけたらと思っております。

皆さん、今日まで本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

また、今後ともよろしくお願い致します。