6月に、総体が終わった後
急に元気がなくなった中2のKちゃん。
疲れてるの?
う~ん
部活、きついの?
部活はそうでもないんだけど~
試合が・・・ちょっとねー・・・
・・・そうか、総体の成績あまり良くなかったのね。
それで元気がないんだわ。
あまり聞かないでおこう・・・
レッスン中も全然元気がない
いつもスムーズに弾ける曲も
イマイチ調子が出ないし。
ま、生きているといろんなことがあるよ。
元気出して、練習しよう。
ピアノ弾いてたら元気になるよ
励ましにもならない私の言葉に
頷くKちゃん。
素直だねえ。
翌日お母さんから
1ヶ月ピアノを休ませていただこうと思ってるんですが・・・
総体以来、頑張っているのに
全てが空回りして成果が出なくて、辛そうなので
しばらく全てのお稽古事をお休みさせようと思っているので
そうさせて頂いてよろしいでしょうか?
・・・やっぱり・・・
私はかまいませんが、
もしKちゃんがレッスンに来るのが嫌でなかったら
家でお稽古できなくてもいいから
レッスンの時お稽古する気持ちで来たらどうですか?
K君も学園祭の準備で練習できないけど
レッスンだけは来ますって・・・。
では、Kの様子を見て相談してみます。
それでよければお願いします。
そして、7月。
1回目は体調不良でお休み。
2回目は、夏休みのホームスティの説明会でお休み。
3回目は、元気にやってきました。
4回目の昨日は、表情が明るくて
あれ?今週、結構練習した?
うん、頑張った
随分進歩したよ。
すごいね
無理しなくていいよ。
練習できなくてもいいから。
と言われると
気持ちが楽になって
逆に練習したくなるんですね~。
練習できないことを承知してください
と言ったK君も
ちゃんと普段通り練習してきましたし。
「練習」を日課にしてしまえば良いと思うのですが
「練習」が呪縛になることもあるのだなあと
気付かされました。
進歩が停滞していると感じたら
もしかしたら「呪縛」?と考えてみることも大事かも。
Kちゃんのお母さんからので
先生とは長い付き合いなので
先生には自分をさらけ出せると思うので
よろしくお願いします。
と言われたことを思い出しました。
生徒のちょっとした変化を見逃さない
大事なことです。
Kちゃん、今日アイオア州のホームスティに出かけました。
帰国した最初のレッスンは
お話タイムだな。
楽しみです