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Ｂｙｏｎｄ ｔｈｅ ｔｉｍｅ
『時を超えて』ムギョル 其の２８
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Ｉｔ ｉｓ ｃｏｎｔｉｎｕｔｉｏｎ
続きをどうぞ・・・
「ゆっくり休むといい」
ジョンインはぼくをベッドに降ろすと、ホワイトグースの豪
華な羽毛布団を、ふわっとシーツの上に掛けてくれた。
綿菓子のような、雲みたいな、ふわふわと軽い上掛けは
寝心地が良い。部屋はほどよく暖まっている。
とても幸せな気分で、ぼくはうつ伏せになり枕に顔を埋め
た。目を瞑り、大きく息を吸い込む。しばらくじっとしている
と、ジョンインの視線を感じた。振り向くと、ジョンインと眼
が合う。ジョンインはぼくをじっと見つめた後、忽ちその眼
を外した。
「・・・おやすみ」
静かな口調でそう言うと、ジョンインは部屋から出て行こう
とする。ぼくは眼に掛かる髪を掃い、ジョンインを見つめた。
「・・・おやすみ・・・のkissは？」
眼に掛かるほど伸びた前髪と、アップルヘアーで後れ毛が絡
み付いてる首筋。ぼくは悪戯っぽい大きな眸と、皮肉を浮かべ
たような口許でジョンインに媚びてるのを意識してた。
これは、ぼくじゃない。ムギョルだ。
ぼくの手を掴んだジョンインは、代わりにぼくの髪に触れた。
優しく前髪を梳いて、おでこにおやすみのkissをするジョンイン。
ぼくとジョンインの間に漂う空気は濃密だったけど、彼の眼差
しは相変わらず静かだった。
大きなベッドに一人で寝ていると、心細い気分になる。
ぼくは、それが癖の、うつ伏せになって枕に顔を埋めてみた。
少し落ち着いた気分になる。
そうして、ぼくは思い出した。
こんな時、一緒に居て欲しいのは、ビョンゴンさんだと・・・
振り返れば、いつもそこに居てくれて、大丈夫だ、と言う優し
「曲を付けたら、パーティーで演奏するから・・・来てね」
それは、友人に託された手紙の中、ジョンインの誕生日パー
ティーの招待状に書かれていた。
楽しかった日々を懐かしむ、優しい詞だった。
その詞に曲を付けて欲しい。彼女は、曲作りが終わらない
内に命を絶ってしまったから。彼は彼女との想い出を大切
優しく前髪を梳いて、おでこにおやすみのkissをするジョンイン。
ぼくとジョンインの間に漂う空気は濃密だったけど、彼の眼差
しは相変わらず静かだった。
大きなベッドに一人で寝ていると、心細い気分になる。
ぼくは、それが癖の、うつ伏せになって枕に顔を埋めてみた。
少し落ち着いた気分になる。
そうして、ぼくは思い出した。
こんな時、一緒に居て欲しいのは、ビョンゴンさんだと・・・
振り返れば、いつもそこに居てくれて、大丈夫だ、と言う優し
い笑顔でぼくを見つめていた。
ムギョルと話したことをビョンゴンさんに聞いて欲しい。
ムギョルはチョイン医師の診療所で紳士に声を掛けられた。
その紳士はムギョルとジョンインの関係も承知していたらしい。
調べられていたんだ、とぼくに言ったムギョルは、肉感的な
ものが、微笑いにほころびた唇のあたりに、濃い影を塗って
いた。
ぼくははっとして、軽い胸騒ぎを覚えた。
ぼくも会っている、ムギョルの交渉相手がその紳士だった。
ジョンインは父の援助が受けられなくなって、その紳士から
借金をした。その時はジョンインの父に復讐する気持ちが在
ったと彼は言った。ただ、彼が愛したジョンインの母とそっく
りな息子を、我が子のように見守っていたのは事実らしい。
「昔・・・ジョンインの母は彼の恋人だったんだって」
「えっ！・・・そうなの？」
彼女の家が借金で立ち行かなくなった時、条件付きで手を差
し伸べたのがジョンインの父だった。
その条件とは妻になること・・・
彼女はジョンインの父と結婚した。
幸せだったとは言えない結婚生活のなかで、彼女は音楽に救
いを求めた。紳士と別れる時に、彼女は一遍の詞を送った。
ムギョルと話したことをビョンゴンさんに聞いて欲しい。
ムギョルはチョイン医師の診療所で紳士に声を掛けられた。
その紳士はムギョルとジョンインの関係も承知していたらしい。
調べられていたんだ、とぼくに言ったムギョルは、肉感的な
ものが、微笑いにほころびた唇のあたりに、濃い影を塗って
いた。
ぼくははっとして、軽い胸騒ぎを覚えた。
ぼくも会っている、ムギョルの交渉相手がその紳士だった。
ジョンインは父の援助が受けられなくなって、その紳士から
借金をした。その時はジョンインの父に復讐する気持ちが在
ったと彼は言った。ただ、彼が愛したジョンインの母とそっく
りな息子を、我が子のように見守っていたのは事実らしい。
「昔・・・ジョンインの母は彼の恋人だったんだって」
「えっ！・・・そうなの？」
彼女の家が借金で立ち行かなくなった時、条件付きで手を差
し伸べたのがジョンインの父だった。
その条件とは妻になること・・・
彼女はジョンインの父と結婚した。
幸せだったとは言えない結婚生活のなかで、彼女は音楽に救
いを求めた。紳士と別れる時に、彼女は一遍の詞を送った。
「曲を付けたら、パーティーで演奏するから・・・来てね」
それは、友人に託された手紙の中、ジョンインの誕生日パー
ティーの招待状に書かれていた。
楽しかった日々を懐かしむ、優しい詞だった。
その詞に曲を付けて欲しい。彼女は、曲作りが終わらない
内に命を絶ってしまったから。彼は彼女との想い出を大切
にしたいからだ、とムギョルに話したという。
「ぼくの楽譜を探して！完成させて欲しいんだ。もう、時間が
無い。ぼくは・・・酔っぱらって書きなぐったから、ソギ！見直
して！・・・」
ムギョル・・・
何て奴だ！・・・
でも・・・
いつも酔っぱらってるのはムギョルだけじゃない。
ぼくも大抵は酔ってる。
どうしたら良いの？・・・
その時、ドア越しにギターの音が聴こえてきた。
隣の部屋へ行ってみると、ジョンインがムギョルのギターを
弾いている。不自由な右手で、ポロン、ポロンと楽譜をなぞ
っていた。
「・・・お前が探してるのは、これか？良い曲だな・・・」
ジョンインが差し出した楽譜には『Ｉｎ ｍｙ Ｄｒｅｍ』
と書かれてあった・・・
ｔｏ ｂｅ ｃｏｎｔｉｎｕｅｄ
今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
いつもいいね！やペタ、コメントをありがとうございます。
今週は眉尻を切る怪我をして・・・
普段はのんびりしてる私なんですけど、焦るとおっちょこ
ちょいになっちゃうらしく（笑）
周りを見ないでＺｉｋｚｉｎ～！して激突！(>_<)
今は腫れがひいて、ちょっと赤くなってますが( ;∀;)💦
コンシーラーで何とか誤魔化して、会社へ行ってました。
もう、ほんと、いろいろ誤魔化しの人生を送っとります💦（笑）
そんな思いをしていたら、お友達からL i n e がきて、平昌
パラリンピックのお土産があるから、送ります、って♥・・・
本当に嬉しかった♡ヾ(≧▽≦)ﾉ
これも「くまモン」効果かな？(〃▽〃)…♡ｐｐｐ
さぁ！夜はこれから・・・
楽しみましょう！(*'▽')
みなさま♡楽しい週末を過ごしてねぇ～♪
あんにょ～ん♡
「ぼくの楽譜を探して！完成させて欲しいんだ。もう、時間が
無い。ぼくは・・・酔っぱらって書きなぐったから、ソギ！見直
して！・・・」
ムギョル・・・
何て奴だ！・・・
でも・・・
いつも酔っぱらってるのはムギョルだけじゃない。
ぼくも大抵は酔ってる。
どうしたら良いの？・・・
その時、ドア越しにギターの音が聴こえてきた。
隣の部屋へ行ってみると、ジョンインがムギョルのギターを
弾いている。不自由な右手で、ポロン、ポロンと楽譜をなぞ
っていた。
「・・・お前が探してるのは、これか？良い曲だな・・・」
ジョンインが差し出した楽譜には『Ｉｎ ｍｙ Ｄｒｅｍ』
と書かれてあった・・・
ｔｏ ｂｅ ｃｏｎｔｉｎｕｅｄ
今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
いつもいいね！やペタ、コメントをありがとうございます。
今週は眉尻を切る怪我をして・・・
普段はのんびりしてる私なんですけど、焦るとおっちょこ
ちょいになっちゃうらしく（笑）
周りを見ないでＺｉｋｚｉｎ～！して激突！(>_<)
今は腫れがひいて、ちょっと赤くなってますが( ;∀;)💦
コンシーラーで何とか誤魔化して、会社へ行ってました。
もう、ほんと、いろいろ誤魔化しの人生を送っとります💦（笑）
そんな思いをしていたら、お友達からL i n e がきて、平昌
パラリンピックのお土産があるから、送ります、って♥・・・
本当に嬉しかった♡ヾ(≧▽≦)ﾉ
これも「くまモン」効果かな？(〃▽〃)…♡ｐｐｐ
さぁ！夜はこれから・・・
楽しみましょう！(*'▽')
みなさま♡楽しい週末を過ごしてねぇ～♪
あんにょ～ん♡