「翻弄」ゆらぎ157『ムギョル』 | jks & …muuminのブログ

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チャン・グンソクうなぎ

妄想の小部屋。少々腐入りです。

苦手な方はスルーしていただきますよう

ご注意ください。

ご訪問してくださるみなさまに心から感謝とお礼を申し上げます。


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Byond the time

『時を超えて』ムギョル 其の27

。。。。。。。。。。

It is continution

続きをどうぞ・・・





浴室の隣が寝室だった。

ベッドに寝かされて、シャツを胸まで捲り上げられたら、ぼ
くはジョンインに抱かれたくてたまらなくなった。媚薬の所
為なのだろうか。ぼくは両腕を交差させて胸を覆い、熱情
の高まりを隠した。


体はムギョル・・・

でも、意識はぼくのまま・・・

こんなことって・・・


ムギョルはぼくが眠ると現れる。夢現の中で、ぼくはムギョ
ルと会話をする。楽譜のこともその時に聞いた。ジョンイン
の為に取引をして欲しいと頼んできたムギョルは、ジョンイ
ンを慕い、愛していた。


媚薬を嗅いだ所為でジョンインに抱かれたくなったのはム
ギョルじゃない。ぼくだ。

・・・でも・・・ほんとうに、ぼくなのだろうか。




。。。。。。。。。。




どうして胸を隠すんだ?・・・

涙が溜まっているのではないか、と思うような力んだ二つ
の眼が俺を見つめ、可愛らしい唇がぎゅっと結ばれた。

胸を隠してるムギョルの腕をそっと外すと「・・・ぁっ!」とム
ギョルは少女のそれのように、小さな声をあげる。


「おいで・・・」


呼び掛けて腕を広げた。ムギョルは雨に洗われた若い樹が
しなるように、美しい反りを打ち、シーツに伏して、永遠に起
き上がる時が無いように、枕に顔を埋めてしまった。


「どうしたんだ?・・・」


桃のような丸い小さな尻を浮かして、額に張り付いた髪を振
り払うようにしながら、顔を起こしたムギョルは、黙って俺を
見つめてる。

その時、俺はチョイン医師に言われたことを思い出した。
寝る前に、薬と包帯を取り換えることを。


「・・・さぁ!包帯を取り換えるぞ」


ムギョルは頷いて、ゆっくりと起き上がった。

包帯を外すと、傷はほとんど目立たなくなっている。
シャワーで、ところどころ、こびりついてる血を綺麗に流した。

ムギョルは気持ちが良いのか、夢見るようなぼんやりした眼
で俺を見ている。俺がムギョルの肩をつかまえると、肩に掛
けたバスタオルがずれて、白磁の陶器のような肌に、傷跡の
凝血が小さく、黒紫色になってる玉が現れた。


ムギョルの肩が媚を見せる。


俺は、ムギョルの肩に掌をずらし、首を伸ばして唇をつけた。
そのまま、首の黒子に唇を滑らすと、ムギョルは俺の胸に顔
を埋めるように倒れ込んできた。


「・・・ムギョル」


ムギョルは柔らかに眼を崩し、溶けるように微笑う。

妖しい光を放つ二重瞼のムギョルの眸は、これから始まるこ
とを予期させるようで、その視線は俺を甘く濡らした。


俺は、ムギョルの裸の半身を抱きかかえ、ベッドに戻った。



「・・・ぁッ!・・・ぁ!・・・はァツ!・・・ぅーン!・・・」


深く埋めようと体をしならせるムギョルは、切ない声を出す。
その声は俺の肌を粟立たせた。ムギョルはとてもやるせない
表情をして、その眸は曇り、睫毛は湿って、快楽を訴えた。


「・・・どうして欲しい」

ムギョルは答えず、ベッドの上の俺をしばらくみつめていた。

もう、すでに俺を虜にしてしまったムギョルに、俺の体内を
かき回してるムギョルに、俺はお前を愛してると伝えたい。


感情はなぜ、こんなにも心地良くしてくれるのだろう。
言葉のないベッドの上で、俺は一生懸命になり過ぎて、気を
失いそうになった。





。。。。。。。。。。





ジョンインが触れると、ムギョルの体は素直に反応する。

バスローブを羽織ったぼくを抱きしめるようにして、ネオンサ
インの灯りだけがぼやけて光っている廊下に出ると、ジョンイ
ンは立ち止まって、振り返った。

ぼくは、咄嗟にジョンインにしがみ付いた。
不安になったのだ。

ジョンインはぼくの顔を覗き込んで、揶揄うような顔をする。


「・・・見せたいものがあるんだ。婚約した俺たちが二人で一
緒に居る部屋を作った。機材もそろえたし、楽譜を仕舞う棚
も作ったんだ。今、お前に見せたい」


そのまま奥まで進んで、ジョンインは壁に手を翳した。
明りがドアを照らす。


弘大のガレージハウスくらいの広さがある部屋は、大部分を
大きなベッドが占めていた。




。。。。。。。。。。




ムギョルの見上げた眼が、ジョンインのそれと含羞を帯びて
絡み合う。ジョンインは下眼遣いにムギョルを見下ろして、微
笑った。親しい、だが、秘密な微笑いで。

ムギョルはひどく安心な気がしたが、同時に、一方では何か
が呼び覚まされるような想いがした。


それは、一体・・・


何なんだろう?・・・












to be continued


今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
いつもいいね!やペタ、コメントをありがとうございます。



最近、疲れが取れず、そろそろ働き方を大幅に変える時期
に来たのかなぁ~と。

時間の使い方が下手だ、と言われます。
1日24時間じゃ足りないのは私だけかなぁ?


無理をすると、お休みの日は寝てばかり(;´・ω・)ww

体力が無いのは昔から。

きっと加齢が原因ですよね。

年を重ねる毎に忙しくなるよ!って母に言われていたのは
本当なんですね・・・


とりあえずは4月に、自治会の役員から解放されたら、少
しは楽になれるかな?( *´艸`)…♡


そうしたら韓国に行けるかなぁ♡ヾ(≧▽≦)ノ



PS:

金曜日にZカフェでサプライズを計画しました!!!
喜んでもらえて本当に良かったぁ~♡

mちゃん!
騙されてくれて♡ありがとう!!( ;∀;)💦www

楽しい時間はあっという間に終わり、pちゃんと銀座の帰り
に乗った銀座線は「くまもん電車」でした♥(*'▽')


やったー!(笑)


前回のJR山手線の「ぐんちゃん電車」にはご縁が無くて、
昨日は偶然「くまもん電車」に遭遇!ヾ(≧▽≦)ノ

良いことあるかな。あるといいなぁ!きっとあるよね!


みなさま♡良い週末を~~♡





あんにょ~ん♡