「翻弄」ゆらぎ156『ムギョル』 | jks & …muuminのブログ

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チャン・グンソクうなぎ

妄想の小部屋。少々腐入りです。

苦手な方はスルーしていただきますよう

ご注意ください。

ご訪問してくださるみなさまに心から感謝とお礼を申し上げます。


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Byond thetime

『時を超えて』ムギョル 其の26

。。。。。。。。。。


It is continution

続きをどうぞ・・・




「ムギョルが見つかったのね?」

メリが俺に抱き付いてきた。

ここは弘大のシャッターハウス。俺とチョンサはメリの車で
帰ってきた。ソギがムギョルに変わってしまった後、メリが
迎えにきたのだ。


「・・・で、ソギは消えちゃったの?・・・ムギョルの中に
入っちゃった?・・・んっ?・・・そういうこと?」


さすがだ。メリは理解が早い。


「・・・そういうことだ」


俺の答えを聞いたメリは、俺からすばやく離れると、眉根
を寄せて考え込んでしまった。


「ムギョル・・・帰ってくるかな?・・・」

「わからない・・・」


怪我をしてるムギョルを、ジョンインがこの家に帰すわけ
がない、と思う。今頃、手厚い看護をしてるはずだ。



「・・・迎えに行こう!・・・ムギョルはやることがあるんでし
ょう?・・・多分・・・ソギは知ってると思うの。ソギに、あっ!
ムギョルに、聞いてみようよ。ねぇ~!」


それから、何だかんだ言い合って、お見舞いに行こう、とい
うことで意見が一致した。俺たちはジョンインの家がある江
南へ急いだ。





。。。。。。。。。。





ムギョルの顔はガーゼが痛々しい。少し腫れの引いた顔を
俺に向けた。

「ジョンイン!・・・少し、横になりたい・・・」

手足の擦り傷も、痛々しく見える。

「脱ぐのを手伝うか?」


ムギョルはかぶりを振って、「大丈夫・・・」と返してきた。
一人になりたいのか?と、俺は書斎に入り、書類を広げた。


いつものムギョルと、違う・・・

ふと、そう思った。




。。。。。。。。。。




この家は広すぎる。

ムギョルはここに楽譜があると言ってる。
それは、完璧な楽譜なんだと・・・



ぼくは、シャワーを浴びる振りをして、浴室に入った。
ムギョルは、本当に、こんなところに隠したの?
湿気もあるから、何かで密封してるのかな?

棚を片っ端から開けて見たが、中には譜面のようなものは
入っていない。キョロキョロと見回すと、ぼくの好みのバス
ローブが目に止まった。

バスローブに触れてみる。ちょっと顔を擦り付けて感触を確
かめた。肌触りは最高だ。そうして、バスローブが少しずれ
たら、そこはいろんな形のスタッズで飾られている壁が出て
きた。

スタッズの中に金色のドアノブがある。

ドアノブを掴んで押してみると、洗面所とリビングから出入
り出来るファミリークローゼットに通じていた。

広さは10畳くらいあるのかな?・・・

中はいろんなタイプの洋服でいっぱいだ。

真ん中には、この部屋には不似合いな大きなソファーが置
いてある。座って前を見ると、大きな鏡が目に入った。

ソファーの肘掛は物入になっているらしく、蓋が開く。
中にはアラブ系の少し甘い香りのする香水瓶が入っていた。

何に使うんだろう?

コロンにしては、ジョンインから嗅いだことはない。
匂いを嗅いでいたら、ジョンインが部屋へ入ってきた。


「・・・それは媚薬だ・・・開けてしまったのか?」

えっ!?・・・何?・・・媚薬?・・・


あぁ~!もう・・・だめ・・・

体がゆっくりと溶けていく・・・

得体の知れない戦慄がぼくの体を突き抜けた。
何か、わけの分らない恐れが頭に登ってくる。


ジョンインの唇が重なって、ぼくは力一杯引き寄せられた。
そのまま、ジョンインはぼくの体に乗りかかり、抑えつけて、
火のように熱くなってる耳朶にkissをした。

どうにかなりそうだよ・・・

ムギョルは、こんな風に、ジョンインに抱かれてるの?


ジョンインは腕を解き、ぼくの頬を柔しく挟んだ。
ぼくは夢のような気持ちで、ジョンインを見上げた。




。。。。。。。。。。




ムギョルの処女のような唇が、俺を誘惑して止まない。
耳朶のkissがムギョルの中の火を誘うのを、俺は知っていた。

ムギョルは俺を慕っている。やがて諦めたように顔が仰向き、
戸惑ったような可憐な二つの眸に涙をにじませた。

俺の眼の下で、小さな尖った顎がkissを誘っている。


「ムギョル!・・・ベッドへ行こう」


抱き上げると、首を折るように俺の胸に頬を擦り付け、顔を
上向けた。ムギョルは俺の首に指をまといつけ、顎にkissを
すると、そのまま俺の胸に顔を埋めた。


「これは・・・夢なの?」


小さな声で呟くムギョルの眼から、涙が零れた。
俺はムギョルを抱きしめて、ベッドへ急いだ。





。。。。。。。。。。





車の中で、ムギョルとソギの相違や共通点の話になった。


「ムギョルは・・・そんなに強くない、けど・・・ソギは・・・
強いよね?・・・ねぇ~!ビョンゴンさん?」

メリの言葉に、俺は異を唱えた。

「ソギは、みんなが思うほど強くないんだ。だから俺が居る。
ムギョルもそうだろ?・・・だから・・・メリ!君がいつも
傍に居るんだろ?」


俺の言葉に、潤んだ目をして頷くメリ。
チョンサも大きく頷いてる。


車が渋滞に嵌った。


全部・・・夢だったらいいのに・・・


メリがポツン!と呟いた。







to be continued


今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
いつもいいね!やペタ、コメントをありがとうございます。


スイッチのティーザーが公開されましたね。

登場シーンを見た瞬間、あっ!どこかで見たことある!!

と、すぐにGメン’75が浮かんできました(笑)
あのテーマ曲が頭の中でグルグル(〃艸〃)w


年がバレる~( *´艸`)( *´艸`)( *´艸`)www


ぐんちゃんがカッコ良くて、何度もリピしていたら、眠れな
くなってしまって・・・

今日も安定の寝不足でした( ;∀;)w


影武者が何人もいるようなぐんちゃん。

さすがチャンペウ♡

今度はどんな演技を見せてくれるのか。
とても楽しみです。

スイッチは良い視聴率で話題になり、台本が書き換えられな
いで、最初の台本通りのドラマが観られるといいな、と願っ
てます♡


もうひとつ・・・

大阪ではCRISHOW Ⅳ Voyageのチャングンソク
トレインが運行されていますね。

ラッピングの写真は、楽しかったVoyageライブを思い出
させてくれました♡


ぐんちゃん°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°ありがとう♪ヾ(≧▽≦)ノ


3月もいろいろ楽しみです♡


みなさま良い週末をお過ごしください♡



あんにょ~ん♡