カマキリのタマゴッ茶 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

 

やりたくない病をやりたくなる病に転換する為に野草茶を作った。 野草茶の材料は前からあるのだが、採取した時のまま枝付きでカンピンタン。

 

笹、ビワ、桑、マタタビ、柿、クロモジ、それに乾燥したマタタビの虫こぶ。 洗うのも葉をむしるのも面倒で、鍋の上で枝葉ごとキッチンバサミでジョキジョキ。

 

1時間火にかけて2リットルほど出来たのだが・・

浮き上がった枝葉の上に妙なものが乗っかっていた。

マタタビの虫こぶにしてはやや大きく楕円形、大型コーヒー豆のように見える。 手につまんでよく見れば・・

 

「カマキリのタマゴ」目・・ではないか

 

 

 

ビワの枝葉の中心部にハラビロカマキリのタマゴがあったが、ばらさずにそのまま使ったので気付かなかった。

 

まあよい・・この程度で腰が引ける野人でもない。

空の古巣かこれから孵化するのかわからないが、孵化なら可愛そうなことをしたな。

 

動物性エネルギーを帯びたカマキリのタマゴッ茶ビックリマーク  

 

美味しくいただいたガーン

 

同じことは繰り返さない。

お茶にするときに確認するのではなく、枝を折る前に確認だな。

 

カマキリのタマゴには子供の頃に随分お世話になった。

好奇心旺盛な少年は何の卵かわからず、マシュマロのような大カマキリの卵を集め、宝物箱に入れて保管していた。

 

夜中にむー母が大騒ぎするので目を覚ましたら家中カマキリの赤ちゃんだらけになっていた。 大きさは数ミリで、よく見ないとわからないのだが一匹が母の鼻の穴汗に潜り込んだらしい。

持ち帰ったこの泡の塊から「カマチビ」がぞろぞろ這い出していたのだ。 いや、ヨタヨタしながら落ちこぼれていた。

 

他に持ち帰ったのは・・むー母絶叫

肥溜めの水面に興味を引く物が浮いていた。当時は知らなかったが「イチヂクカンチョー」だ。ツルツルのピンク色で気になって仕方なかった。ある日タモ網で幾つもすくい取って小川で洗った。 綺麗になり臭いがしなくなると日に干して乾かし、宝物の箱に保存した。

たまにこっそり取り出しては何に使う物なのか考えていた

ある日部屋の掃除をしていた母がそれを見つけた。

箱を空けた瞬間、「ギャ~!」と言う悲鳴と共に放り出したものだから数十個が部屋中に飛び散った。母の怒りは凄まじく・・

 

スズメを飼い慣らして部屋と野外で放し飼い。

むー母は、頭にとまってウンチされる度に文句言っていたが、うんちのウンチクうんちが長くなるので省略する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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