「5億年分の進化と対話」・・何とも文学的な表現だな。
惚れ惚れしたが野人の言葉ではない。
この表現は、クラゲに刺された時の表現だが、最も刺され続けた野人はまったく思い浮かばなかった。
せいぜい・・「痛いな バカタレ」くらいだ。
それに、毒針と対話などしたくはない。
これは海洋学者で「無脊椎動物:クラゲの科学と背骨の進化」の著者であるジュリ・パーワルド氏の言葉だ。
何億年もの間、針の形が変わっていないだろうと言う憶測から出た表現で,筋肉もないのに刺胞が開いて針が飛び出す加速度は動物の中で最も速い動きと言う。
「クラゲの毒は未だ謎が多く、詳しいことはわからず、このタンパク毒のどの成分が痛みを引き起こすのか誰も知りません、神秘的です」とも言っている。
「ドクダー・ムーの解毒理論」として数日前に記事を公開したが、野人は既にハチやクラゲだけでなく魚類の棘毒の解毒剤を作って使いこなしている。 フグ毒はまだだがそのうち試す。
しかしクラゲの毒針の使い方には幼少より疑問を抱いていた。
それを究明する為に、何処までクラゲの研究が進んでいるのか調べ、興味深いことを発見した。
野人の専攻も海洋学だが現学問とは思考回路も基点も異なる。
クラゲと同時にフグ毒について気になる事を調べていたが、クラゲ毒とフグ毒の共通点から新たな理論が生まれ、解毒理論は進化しつつある。 オコゼの刺毒も食毒のシガテラ毒も同じだな。
興味深いと言うより「生命エネルギー理論」にとっては大発見かもしれない。
以下 調書より
「毒の強さはクラゲがもつ毒針の長さでも大きくかわります。いくら毒が強くても、毒針が短ければ相手に深く刺すことはできません。実を言うとミズクラゲがそのいい例なのです。彼らは意外にも結構強い毒を持っているのですが、毒針が短いため人にとってはそこまで脅威にならないわけです。」
「クラゲの体は95%が水で、心臓も脳もないが、神経は全身に張り巡らされている」
「タコやイカなどの軟体動物、ナマコやヒトデなどの棘皮動物、貝類などにフグの卵巣や肝臓を与えても毒になる事はなく、神経毒は神経がなければ効かない」
フグ毒は青酸カリの600倍、食べれば魚もシャチもイルカも助からない。 野人は解毒法を見出したがまだ非公開。
クラゲは動物でありプランクトン、大きさに関係なく水の動きのままに生活する水生動物がプランクトン。
幼少よりの疑問とは、「本当に刺しているのか」だ。
見えないほど細い針が無数に刺胞より同時に噴出、その方法では深く入るはずがない。 毒液注入ならこの方法は不適。
幼少よりクラゲの糸を手で掴んで外していたが、手のひらに毒針は効かない。
柔らかい皮膚にも深く入るはずがなく、毒液が本当に血管まで届いているのか。
触手で小魚を捕らえて刺す時も、硬いウロコを突き通すとは思えない。 毛虫の毒針も似たようなものだな。
フグも、水で出来たクラゲも、自力で毒を生成出来ず、プランクトンや細菌などの微生物を集めてその毒を活用している。
特定して考えれば動物性微生物の神経毒だ。
伝染病や破傷風の細菌類の作用に似ていないかな。
成分の解毒ではなくエネルギーのベクトルを制すれば、フグもクラゲもハチも、ペストなどの伝染病も風邪もコロナも同じ。
病不調の原因も特定して制御法を出したが、水陸の生物毒だけでなく、細菌など微生物が作用する仕組みの解明・制御も可能であり、病害を無効にするのは難しくないことに気付いた。
解毒理論は領域を超えて大きく進展、解明実験の方向も定まったが、科学者ではないのだからこれくらいにしておこう。
野人が考えていることは読者には伝わったと思う。
対話・・ たいわ・・ タイワンガザミ 食いたい
〇〇が痒くて痛くて 死ぬかと思った・・ 高校一年生
お手 毒歯で噛むなよ・・指はエサじゃない
スキューバでも全身無防備・・
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