報道特集「協生農法」を制作したTBSの川上ディレクターが再び映画監督として製作した映画「サステナ・フォレスト~森の国の守り人たち~」が、3月15日から30日にかけて、東京、大阪、京都、名古屋、札幌、福岡などで放映される。
昨年の3月は協生農法の映画を手掛けた。
川上さんは大量の苦情承知で協生農法を世に出した。
エネルギー理論も出さず、驚異的な収益数字も出さず、堂々と紹介してくれた。
視聴者は、労多くして業として困難な自然農やパーマカルチャーと区別がつかず、家庭菜園、夢物語、お遊びなどの苦情コメントが殺到したのも当然だろう。
学問にもなく聞いたこともない膨大な物理論を短時間で紹介出来るはずもなく、平均の百倍という生産量を出しても信じる人はいない。 まして「毎日収穫・直売」など理解されるはずもない。
アフリカで画期的な結果が出たから全国放送したのだが・・
TBSが公開しているこの番組動画の視聴回数は3か月で40万回を超えそうだ。
伊勢での農法講習会は希望者が殺到、実施日を平日も入れて毎月4回に増やしたがすぐに満席。大変だが感謝している。
数年後には協生農法関連シリーズの第二弾、三弾・・と、特集を報道することになるだろう。 協生農法は始まりなのだから。
今回の映画、放置された森の難問も必ず解決して見せる。
森の現状がどのようになっているのか、是非見ていただきたい。
川上さんから 読者の皆さんへご案内
TBSテレビでは、毎年春、ドキュメンタリー映画祭を開催。
全国各地を回っております。
私は2023年には『サステナ・ファーム トキと1%』を初監督し、今年は、その続編として『サステナ・フォレスト~森の国の守り人たち~』を上映します。
持続可能な森づくりを考えてこられた皆さまのお力で、映画を応援いただけたら幸いです。
お誘いあわせの上、会場でご覧ください。
“森の国”日本 放置された末に「守り人」たちは… 日本の全国土の約7割は森林。 日本はまさに「森の国」です。 かつて森は、日本人のコンビニであり、スーパーであり、 ガソリンスタンドであり、ホームセンターでした。 人々は会社に行くのではなく、森から色々なものを頂いていたのです。 でも、この役割は大きく変わりました。 そして今、森は放置されて、大変なことになっています。 広葉樹の薪炭林(しんたんりん)は使われなくなり、 太くなり、老木になり、キクイムシにやられ、ナラ枯れが広がっています。 針葉樹では、森を一斉に切る「皆伐」(かいばつ)が進んでいますが、 植え替えられる「再造林」(さいぞうりん)の割合は、わずか3割です。 放置される日本の森を、私たちはどう見守り続けたらいいのでしょうか。
映画のチラシと、最近、出版した「いじめ予防」の本を毎日新聞で書評いただいたものを添付しました。ご笑覧ください!
https://www.tbs.co.jp/TBSDOCS_eigasai/
https://www.youtube.com/watch?v=_dwfo0IAod8 (予告編)
「news23」編集長
川上 敬二郎
1973年、東京都出身。1996年、TBS入社。ラジオ記者、報道局社会部記者、「Nスタ」、「NEWS23」、 「サンデーモーニング」ディレクターなどを経て、現在「報道特集」ディレクター。
TBSドキュメンタリー映 画祭2023で「サステナ・ファーム トキと1%」を初監督。
TBS NEWS DIGでは「いじめ予防100のアイデア」を連載。 12月に『なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち』(ポプラ新書)を発売。子どもたちや地球環境などの ために、少しでもメディア人の役割を果たせればと気負うが、簡単ではなく、日々、修業中。
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