2011年に「子供が野菜を嫌う理由」20編を書いたが、今回は「大人が野菜を好む理由」だな。
子供が野菜を嫌う主な理由は・・
1,胃液は動物性たんぱく質を溶かす為にあり、野菜は分解出来ない。
2,草食動物のように微生物の力を借りて、胃液を出さない前胃で野菜を分解する機能がない。
3,人類史上現在のように食べた歴史が近代までなく、品種改良でアクや毒が抜けてから多食可能になった。
4,草食動物のように毒草判別の能力を持たなければ野生での草食は危険で不可能。
5,従って野菜食は本能に組み込まれてはなく、美味しいという味覚もない。
野山で鹿のように草や葉を食べれば誰にでもわかるはず。
これは子供に限らず大人も同じだが、野菜を好む大人は子供に比べてはるかに多い。
その理由は組み込まれた本能ではなく、頭で考えるようになり「健康」を意識していることもあるが、食べ慣れて調理法や調味料が進化したこともある。
さらに、本来の主食である肉や脂肪や、卵や乳製品が養殖によって本質が失われ動物に必要なエネルギーを持たず、抵抗を感じて敬遠されるようになり野菜類に傾向。
それだけではない。
多くの大人は多種野菜を過剰に求め続け、大人になるにつれて野菜好きの子供も増えている。
このままでは食性を間違えてパンダやオランウータンやゴリラのような絶滅危惧種・・と言ってしまいそうだが、そうでもない。
野人の見解は・・
子供が野菜を嫌う理由が本能なら、大人になるにつれて好きになり、大人もまた好きな人が多いのも本能。
野菜を嫌う理由は本能、野菜を求める理由も本能・・
八方美人の支離滅裂のようだが道理は通っている。
常識で考えればさっぱりわからないだろうが、エネルギー論で示せる。
野生動物には、人間やペットや家畜のような病気がほとんどないのと同じ理由だな。
そこに気付かないのは、常識の基本「食べて消化 栄養 カロリー摂取」が原因だ。
生命は海で誕生、多くの動物にその基本は当てはまらず、胃のない魚もいれば、食べずに半年・1年生きられる魚、食べずに巨大化する魚もいる。
しかし陸上の動物に、特に人間にそれは不可能。
何故不可能なのか。
続く・・・
エネルギー摂取困難だけでなく、重力に有害紫外線、陸上では本来は狩りの知恵がなければ一族全滅だが・・・海は天国。
飢えることなく気楽に生きて行ける。
天然ウナギにアワビも海老も蟹も毎日食べ放題
海底なら富士の頂上くらい息切れせず軽~く泳いで登れるな
お野人の次の人生は・・「アクアマ~ン」
これで行こう。
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