ラッキョウの味の常識はほぼ浸透している。
和名のラッキョウ(辣韭)は辛いニラと言う意味。
生食で食べられるが辛みがあり、大半はラッキョウ漬けにされる。
ラッキョウの収穫期は初夏、その頃の店舗には大量のラッキョウと甘酢が並ぶ。
沖縄のシマラッキョは生食の習慣があり、若いラッキョや分根したばかりの小ぶりなものを塩ずりして辛みを抑えて用いる。
エシャレットは普通のラッキョウの小ぶりなものを生食用としたもので、分根しないエシャロットをもじった洒落だな。
ラッキョウよりも辛みが強いのが沖縄原産の小ぶりなシマラッキョウだ。
その常識からすれば非常識なのが協生シマラッキョ。
しかし、まあこれが当たり前の本来のラッキョだな。
ラッキョウ、シマラッキョウ問わず、周年辛みがなくサラダとして普通に生食出来る。
野生のノビルは最初から辛いが、ラッキョウは辛くない。
ラッキョの辛みは肥料がもたらすものであり、辛いのが好みなら肥料を使うしかない。
同様に青臭さやエグ味も肥料が原因であり、協生農法ではスナップエンドウも玉ねぎもニラも他の葉野菜も辛みも青臭さもなく生食。
ゴボウも水にさらさず皮ごと生食出来る。
つまり、この島ラッキョ・・周年生食出来て、周年ラッキョ漬けに出来る。 こんな便利なラッキョはないな。
葉もネギとして使えば美味しく、刻んで冷凍保存も出来る。
収穫して数個元の場所に戻す連作、肥料ではなく残存エネルギーで生長する。
収穫時は周年、植え付け時も周年と言うことだな。
夏場は葉が枯れて夏季休暇、まあ大きな種ラッキョウだが、目印を立てておいて掘れば、これもまた辛みがなく生食出来る。
この便利なシマラッキョウを皆さんにお分けする。
柔らかい畑なら引っこ抜けば済むが、草むらのシマラッキョは一株ずつシャベルで掘るので面倒。
綺麗に土を洗い流すのはさらに面倒でやってられない。
ある程度土を落とし、葉付き根付きのままお届けする。
当面は開墾農園「わさび谷農園」「梅農園」産のラッキョ。
根は油で炒めて食べられるし、植えれば苗にもなるだろう。
ラッキョ掘りは今週の木曜からやるが、ビレッジショップではすでに案内している。
千円・・・ 300g
野人ストアー
sakura-yajinSTORE (sakurayajin.shop)
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