今年こそサンショの実で山椒粉を作ろうと決めていた。
サンショの大木が多い場所で鈴なりの実を初夏に確認、やる気満々だったが、実は大きくなることなくすべて落下してしまった。
サンショ自ら実を落としてしまったのだが、初夏の台風ラッシュを予知していたのかもしれない。
あきらめていたが、今月初旬にたわわに実った大木の果実を、風が当たらない谷で発見して持ち帰った。
粉にするのは果実の赤い皮の部分で、素早く乾燥させて香りが失われる前に粉にしなければならない。
ああそれなのに、それなのに・・・
袋に入れたまま忘れてしまい、山椒の実も葉も色褪せ、カビまで生えていた
絶対忘れんよう玄関に置いていたのだが、気にもせず毎日素通りしていた。
タネだけが黒光りして精彩を放っている。
仕方がない、この種植えて苗にするかな。
まあ、こんな作業は野人には向いていない。
最初から翼に渡して作ってもらえばよかったな。
タネも忘れてしまうだろうから翼に渡そう。
日本を代表するこの山椒。
タケノコ、ウナギ、メバルだけでなく、他の魚にも肉にもご飯にも合う。
外来のコショウに負けるはずもなく、食卓の必需品になってもおかしくはない。
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