てんてこ猪舞い・・
真空パック
以前からだが、ビレッジには必ず実現する法則がある。
それは 「猪鹿引き寄せの法則」
猪肉鹿肉が足りなくなると、皆でボヤくのだ。
ぼやくと言うより「噂」程度でよい。
強く願う必要などない。
「困ったなあ・・猪が足りん」 とか
「鹿・・獲れるといいな」 とか。
そうすれば当日すぐか、遅くとも翌日には獲れたと連絡が来るが、大半は「すぐ」だな。
猪 鹿 ホイホイ とやって来る。
人も同じで、噂をすればやって来るか電話が入る。
1週間前、肉の在庫が乏しくなった。
レストラン、販売用は十分だが、ジャーキーやペット用が不足。
脂が乗った上等の猪ではなく夏の赤身で良いのだが半月以上捕れていない
噂してぼやくと・・すぐに連絡が来た。
駆除業者3カ所から猪、猪2頭、鹿2頭、猪2頭・・と次々に。
今日も冷蔵庫には40キロから50キロの猪が丸ごと2頭、翼とまむしが解体に励んでいた。
ところがこの引き寄せの法則、非常に迷惑する時もある。
猪鹿入荷解体の猛攻が終わり、一段落した時にぼやくと酷い目に遭う。
まむし頭が・・
「ふ~ これでまたどっさり来たりして 」
と・・・ ぼやくと
必ず どっさりやって来る
目が回るほど・・
冷蔵庫にも冷凍庫にも入らんくらい
猪鹿肉がどっさりある時の「猪鹿の話」はタブーになっている。
誰かが喋り始めた瞬間、止めるのが慣例だ。
週末など夏の繁忙期は運搬解体どころではない。
しかし夏の肉処理は時間との戦いで最優先・・
誰かが頭に浮かべたからだな。
「おい まむし~」 と睨むと
「僕じゃないっす 髪に誓って」
「おい いく~ ・・」 (いくの場合が多い)
「私じゃない」
「こんな時にどっさり来たら大変だな」
と・・ つまり・・
犯人はお野人だが、そんなことは顔にも出さず
たんたん麺として、まむし頭と絵本男といくを問い詰める。
「おかしいな・・きっと誰かが頭に ニャンゴか?」
雨乞いならぬ「肉乞い」すれば目的は果たせる。
結構なことだな。 雑念さえ入らなければ。
マリンビレッジは、思いが増幅・・渦を巻き
呼び寄せ 引き寄せるるパワースポット
そうして原人はじめ多くの関係者や読者達が来た。
今の野人の・・いやスタッフの頭の中は・・
マンビキや?かセンビキ屋かわからなくなってしまったが、そのアイスクリームが渦巻いている。
暑いし・・
通い慣れたシシルクロード
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