北陸自動車道を　新潟へ

朝の７時２５分、いくから電話があった。

「ビレッジ出ました　あと５分で支度して下さい」

と　無茶なことを言う・・

お野人はまだ布団の中で、瞼も空いていない。

７時半に迎えに来て出発とは聞いていたが、目覚める時間などお野人にわかるはずない。

せめて３０分前には起こさんとな。

夕べはガマズミ酒作りに没頭、あまりにもちっこい実をむしっていたら神経衰弱　最後は枝ごと、ゴミごと瓶に放り込んで焼酎を注いだ。

洗ってもいないが、これで何の問題もない

そう思えばよいのだ。

３時半頃にコテ・・　となったと思うが、まだ４時間も寝ていない。

起きてコーヒーを沸かし一息。

しかしだな

支度もごたくもやっていないが、そこは余裕だな。

そもそも、講演も会議も旅行も、野人には支度などという趣味は昔からなく、試合前の準備体操もやらない。

Ｇパンに適当な服着て、カバンにパソコン詰めて外に出ると時間通り奴らはやって来た。

運転手はまむし頭、助手席に茶屋人、後ろに翼といくと、山のような荷物　

講演するのはお野人であり・・

やつらはあくまで　「付録」　だ。

その　おまけの　付録どもの嬉しそうな顔・・

いつもの、ヨレたＧパンに夏の半袖シャツにベストにビーチシューズか長靴で行くと思っていたようだが、お野人はカッターシャツにジャケット着用。

降雪で中央道に不安がありまむし頭が北陸道にしたが、長野で途中下車する予定だった絵本男はニャんゴに餌やってから翌日一人長野へ向かう。

講演は水曜の夕方だが、彼らの休みの都合に合わせて前日に出発することになった。

名目は・・講演会場の外の廊下で、むー茶と塩の即売。

それに・・乗り継ぎが大変なお野人の為に送迎。

とっても見上げた心がけ・・足向けて寝れんわ。

焼き鳥どっさり買って車の中で食べまくり、サービスエリアでかつ丼、海鮮丼、生姜焼き定食・・

とっても賑やかで楽しいドライブだった。

夕刻三条市のホテルにチェックイン。

これから皆で居酒屋へ、

日本海の旨い魚を食い尽くしに行く。

明日の予定も何やら言っていたが、お野人にはさっぱりわからん。

とにかく夕方までに講演会場に着けばよい。

講演に・・また遅刻

　愛犬ポチ

野人エッセイす