今日も猛暑でやる気が出ない

湿度も高く草刈りどころではない。

まむし頭のてっぺんからは湯気が出ていた。

数日前に待ちに待った天然うなぎが

どんぶらこ・・と、５キロやって来た。

そしてまた今朝

すたこらさ・・と、同じくらいやって来た。

みんなよく頑張っているし・・

夏バテ防止に今日の賄いランチは

「特上天然うな丼　」

まあ、１キロ近く食ってもバチは当らんだろう。

原価考えれば豪快に食えんが、考えなければ食える。

赤信号・・皆で渡れば怖くない

宮川河口はスズキ、クロダイ、うなぎの宝庫で、川漁師に頼めばいくらでも獲って来る。

この天然うなぎ、これまで食べた中でもこの河口のうなぎは優れもの。

やはり、むー塩たっぷり吸い込んでいるからだろうな。

天然うなぎは焼くと３割以上縮むが、養殖うなぎは縮まない。

同じサイズに育つのに天然は５年、養殖は１年未満・・

肉質の違いは明らかだが、縮まない身はエサの塊かもな・・

抜群に美味しいこのうなぎを皆絶賛大満足だった。

他に、美味しいスズキの味噌漬けとむー農園キウリ。

うなぎが大漁で川漁師からまだ「欲しい」と電話があったが、まむし頭が「もういらん」と断った。

お野人が全部個人で買うから持って来い・・と言うと、スタッフも欲しいらしい。

結局・・　日の出も翼も、全員が買うこととなり

獲れたら、ぜ～～んぶ持って来い

・・と言うことになった。

毎日持ってきたら・・どう～すんだ

まあよい、それ程このうなぎは旨いと言うことだな。

養殖ウナギもあれはあれで旨くて野人もたまに食べる。

しかし宮川河口の天然うなぎは別格の味だ。

別格にしては価格にそれほどの差はなく、ビレッジでは１，５倍もしない。

市場を通さず、客に出せる価格で直接全部買っている。形は揃わず、２００ｇから１キロまで大小問わないから安く提供出来るのだ。大きくて肉厚なほど美味しい。

通常専門店で食べれば２倍３倍はするだろう。

日本一安くて旨い天然うなぎかもな。

まあ一度食べて見ればよい、うなぎの常識も変わる。

マリンビレッジでは、福利厚生で月に一度は食べることにした。　プレミアム特上猪も時々食べさせている。

旨いもの食わずしてお客様はもてなせないだろうが。

人間万事天然鰻か猪・・だな。

ジャックとうなぎの蒲焼

６００ｇ・・

究極　天然うなぎの白焼き丼

野人エッセイす

森羅万象から見つめた食の本質とは