誕生から消滅までを・・
子供から大人への成長期
大人維持 繁殖期
老化期
この3つの期間で考えると・・
繁殖出来るようになれば大人。
植物も昆虫も魚も動物も繁殖の為に生き、長寿になるほど繁殖期間も長い。
樹木、動物共に大人になっても成長を続ける種もあれば変わらない種もある。
草が最も進化した樹木は、実を付けるようになった時から老化が進んでいるかな?
数十年、数百年生きる動物も、繁殖が始まった時から老化が始まるかな?
何十年観察してもそのようには到底思えず、むしろ逞しくなって行く。
激流を傷だらけになって遡るサケでさえ、生を終える寸前に最も体力を使う。
うなぎもまた最後は凄まじい程の体力持久力で故郷の海へ帰る。
人間と比べて見ればあまりにも差があり過ぎる。
人間を正常、普通と考えるか、他の動物全てを正常と考えるかだな。
何故、壮年老年は青年の体力に呼ばず、スポーツの現役を引退するのか・・
その答は簡単で、人間だけの特技があるからだ。
人間の特技とは知性からたまたま生まれた「トレーニング」であり、日常以外で使う筋肉を極限まで鍛えることが出来るからだ。 野人本能にトレーニングはない。
トレーニング抜きで考えるとよい。
暮らしで使う運動量を同じとするなら、実践で培い続けた筋力と技に適うはずもない。
だからボス猿もボスライオンもアザラシも年季が入って体力が勝るオスがボスに君臨する。
青年猿やライオンが、成長期の若いうちから日々トレーニングに励み、筋肉隆々になれば別だが・・
例外なく老化は、最後にあっと言う間に訪れ、体力が落ちれば筋力だけでなく繁殖力も衰える。
動物植物共に最後に体力を使いきって生を終える。
これが自然界の法則。
理論の証明とまでは行かない野人の余興とは・・
これから水泳の世界記録を更新する事だ。
10代~30代はトレーニングの競い合い、40代~60代はその延長で体力を維持する。
しかし70代から急激に衰え、80代から歩く速度にまで落ちる。 記録をグラフで示せばそうなる。
それは万国共通であり、トレーニングの影響が激減。
既に老化しちゃった体にトレーニング効果はさほど期待出来ない。
10代からトレーニングや準備体操なしで試合に臨み、結果を出して来た野人は今もさほど変わらない。
トレーニングで作り、維持して来た筋肉ではないのだ。
今でも記録など出せるだろうが、トレーニングが及ばない年代のほうが面白いではないか。
つまり・・
野生動物の理に沿った「普段着の体力」だな。
たいした練習もせずに物見遊山で出かけ、準備体操もウォーミングアプもせず、軽~く泳げばよい。
マスターズ・百歳以上は記録なしと言うから・・
1人で優雅に泳げるな。
80、90、100、120歳と記録が変わらなければ、少しは野人の証明が出来るのではないかな。
嫌いな塩素プールは本番だけ、練習するならついでに獲物が獲れる海で泳ぐ方がマシだな。
生活設計では百歳を越えても魚を突いているはずだ。
ここ数十年、水泳競技、マスターズなどにまったく興味はなかったが・・
まあこの話でスタッフ・関係者は盛り上がった。
理論だけでなく野人ビレッジの宣伝にもなるし、真面目に考えてみるか・・
日々老化が進むことはおかしい。
こう言っちゃった以上、お野人の体でやってみせるしかないしな。
たぶん、読者も応援してくれるだろう、面白がって・・
90歳自由形エントリー記念テーマは、水を得た魚
白髪に染めて、ゼ~ゼ~言いながら
ム~ゼの杖ついて千鳥足でコースに向かい・・
スタート合図と共に・・
「ヤッホ~~」とスカイハイダイブ
誰も見たことのない笑える泳ぎで世界記録・・
白髪の小麦粉が落ちて・・黒髪
エンターテインメント・ムーの見せ場だな。
捨てられないブロンズメダル
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